みんな大好き BaksLiquidLab. さんの新作 ”ELK (the gentleman)” が2018年3月31日に発売されることになりました。
VapeMania では全ての商品の取り扱いをさせていただいているので、新作が出るというのは大変興味深い話題でございます。
そんな折、有難いことにサンプルを頂戴いたしましたので、一足早くレビューをしたいと思います。
目次
ELK (the gentleman) のパッケージ
shirafu shirazu と同じテイストのラベルデザインはファブリックデザイナーの KAYO AOYAMA さんによるもの。
やや深みのあるグリーンの背景に鹿のような動物が描かれています。
見たことある鹿だけど何の種類なのかまではわからず、調べてみるとヘラジカだそうです。
ELK(エルク)というのはユーラシア大陸のヘラジカの総称となり、オスの成獣が平たい角を持つことから the gentleman となったのかもしれません。
ELK (the gentleman) の香り
ユニコーンボトルに入ったリキッドの色は shirafu shirazu や Lychee Bak に近い感じです。
開栓してみると甘い匂いと共に香ばしさが感じられ、ボトルを押して空気を出すとイチゴの匂いが明確に捉えられます。
ELK (the gentleman) は「苺煙草系統なんだけど森のような、草のような独特の香りがあるフレーバー」とのことですが、一体どんな味がするのでしょうか?
ELK (the gentleman) の風味
BaksLiquidLab. さん曰く、アトマ毎、ビルド毎にコロコロ味が変わるピーキーなフレーバーだそうです。
個人的には抵抗値0.7~0.8Ωに15~20Wぐらいで MTL もしくは重めの DL で吸うのが好き、っということで同じような設定でまずは試してみます。
使用デバイスは iStick Pico に Dead Rabbit SQ を乗せた RDA です。
抵抗値0.7Ω、ワット数17.5W
エアフロー全開で吸い込むときに微かにイチゴの風味が感じられ、これはエアフローを閉じても同じなんだけど、締めた分だけイチゴが濃厚に捉えられます。
どうやら僕は味に鈍感なようで、何度も何度も吸ってやっとイチゴの裏に草のような葉っぱのような感じを捉えることができました。
抵抗値0.7Ω、ワット数22.2W
続いていつもの設定で吸ってみますと、さっきよりもイチゴが感じられないような気がして、エアフローを閉じたときに微かに捉えられる程度。
その代わり何度も吸って感じられるようになった、草のような葉っぱのような風味が主張を増してきます。
抵抗値0.7Ω、ワット数28.5W
さらにお馴染みの設定に変えて吸ってみると、やっと答えが見つかりました。
「美味い!」
今まで感じられていた味がより強まって個々に捉えられる上に、それぞれが打消しあわず絶妙に引き立てあっているような感じ。
エアフローは全開でも閉じ気味でもどちらでも美味しくいただけます。
抵抗値0.8Ω、ワット数15W
最後に JUSTFOG FOG1 でも試してみると、甘さが抑えられて最も煙草に近い感じがしました。
その分イチゴも控えめになってしまうので、個人的に ELK (the gentleman) はワット数が変えられるデバイスで吸った方がいいんじゃないかと思います。
まとめ
ここまでお読みいただければわかると思いますが、いつの間にか僕は深い森に迷い込んでしまいましてね、、
まるで不思議の国のアリスに出てきそうな鬱蒼(うっそう)と生い茂った森の中でイチゴを摘み、ようやく答えを見つけたような感じでした。
BaksLiquidLab. さんは shirafu shirazu を「しらふし味です」って言い切るのが一番楽とおっしゃっていましたし、ELK も「エルク味です」っていうのが正解なのかもしれません。
ただ、イチゴ系のフレーバーであることには間違いないので、甘さ控えめでふわっと香るタイプのフレーバーがお好きであれば、リピートは確実といえましょう。