CBD オイルは僕たちにさまざまな恩恵をもたらしてくれますが、もちろん良いことばかりではありません。
デメリットも把握した上で CBD と向き合うことが非常に重要であるといえます。
そこで「CBD オイルのデメリット」と題しまして、CBD オイルの短所や欠点をお伝えしていきます。
目次
CBD オイル購入前のデメリット
- 原料の麻に抵抗を感じる人がいる
- 価格が高い
- 個人輸入が難しい
CBD オイルを買う前に感じるデメリットとして上記の3つがあると思います。
それではひとつずつ見ていきましょう。
原料の麻に抵抗を感じる人がいる
CBD オイルに限らず CBD 製品全般にいえることなのですが、産業用ヘンプから抽出した成分なので抵抗を感じる人が多いようです。
「大麻=麻薬」というのは戦後に定着した認識だけど、麻に対する固定観念はなかなか変えることができません。
とはいえ、大麻が麻薬であるという認識は世界中で見直されているので、今後は徐々に抵抗を感じることもなくなっていくのではないでしょうか。
もし CBD が危険なものであるならば「伊勢丹」や「ザ・ボディショップ」などで販売されるなんてことは絶対にないですよね?
だからこそ安心していただきたいのですが、この問題をクリアしたとしても今度は価格の高さが立ちはだかります。
価格が高い
次に挙げるのが「価格」です。
CBD オイルは比較するものがないので額面を見て高く感じてしまうのでしょう。
現に CBD オイルの価格帯は安くても1万円前後しますし、含有量が多い高濃度タイプなら3~4万円くらいします。
どういったものなのかわからないものに1万円を出すというのは、ある意味「賭け」に近いものがあるでしょう。
だからこそ海外から取り寄せたくなる気持ちもわかりますが、CBD 製品の個人輸入は難しいといえます。
個人輸入が難しい
個人であろうとも CBD 製品を輸入するにあたり必要書類を求められることがあります。
そこで違法成分が検出されたら逮捕の可能性も、、、
数百円から数千円くらいの価格差で背負うリスクにしては大きすぎますよね。
ですので、CBD 製品を購入するときは正規代理店や販売店から購入するようにしましょう。
それでは次に購入後に感じる CBD オイルのデメリットについてです。
購入後に感じる CBD オイルのデメリット
ここで挙げるデメリットは多くの人が感じていることなのではないでしょうか。
- 摂取量がわかりにくい
- 味の好き嫌いが分かれる
摂取量に関してはお問い合わせも非常に多いです。
だからこそデメリットとして取り上げたので、解決策と合わせて見ていきましょう。
摂取量がわかりにくい
CBD オイルはキャップにスポイトがついているタイプがほとんどで、直接口に垂らす摂取方法だと1滴が見えないからわかりにくいのです。
そういった場合は何滴垂らしたのか目視できるように、ティースプーンなどを使って摂取することをおすすめします。
また、次にご紹介するお菓子などに垂らす摂取方法もおすすめです。
味の好き嫌いが分かれる
フルスペクトラム製品は独特の青臭さというか苦みがあり、味の好き嫌いがはっきりと分かれます。
これは「CBD オイルの正しい摂取方法と適切な摂取量」でご紹介しましたが、CBD オイルを摂取した直後に乳酸菌などの製品を口に含むと苦味が早く消えます。
どうしても苦みが嫌だという人はクッキーなどの焼菓子にしみ込ませて摂取する方法がおすすめです。
※動画はペーストですがオイルも同じです。
CBD オイル最大のデメリット
ここまでのデメリットは人によってはデメリットにはならないかもしれません。
しかし決定的ともいえるデメリットがあるのも事実です。
- 効果を感じない
- 体感までに時間がかかる
- 蒸気摂取に比べて生体利用効率が低い
CBD の性質上の問題もあるのですが、ひとつずつ解説していきます。
効果を感じない
CBD オイルに関してもっとも多いのが「効果を感じない」というお問い合わせです。
アルコールを飲んだときのような酩酊感があればわかりやすいのですが、CBD オイルにはそういった明確なものはありません。
660mg を一気飲みしたり2400mg を一気飲みすることによって得ようとすることはできます。
しかし、健康維持のために CBD オイルを摂取するとなると明確な変化というのは捉えにくいのです。
明確な変化を捉えにくいのは CBD が体内に行き渡るまでに時間がかかるということも関係しています。
体感までに時間がかかる
経口摂取すると CBD の血中濃度はゆっくり上昇してゆっくり下降していきます。
だからこそ身を持って経験するまでに時間がかかってしまうのです。
時間がかかってしまうのは蒸気摂取に比べて生体利用効率の低さも関係しているといえます。
蒸気摂取に比べて生体利用効率が低い
一般的に蒸気摂取の場合の生体利用効率は 29% から 40% くらいといわれ、経口摂取だと 15% くらいといわれています。
わかりやすく CBD が1000mg 含まれた製品で説明すると、蒸気摂取で 290mg から 400mg、経口摂取だと 150mg という計算です。
蒸気摂取に比べると倍以上の差があるので、効果を感じないというお問い合わせにも納得がいきます。
それでは最後に CBD オイルのボトルに関するデメリットについてです。
ボトルに関する CBD オイルのデメリット
- 蓋が開けにくい
- 蓋が勝手に開くことがある
- 瓶は落としたら割れる
CBD オイルは使い方や選び方のほかにボトルに関するお問い合わせも多いです。
それだけ不明な点があるということだと思いますが、特に多いのが上記の3つなので解説していきます。
蓋が開けにくい
CBD オイルに限らず CBD 製品はチャイルドロック式のものが多く、蓋が開けにくいとか開かないというお問い合わせをいただきます。
ですが、開かないというようなことは絶対にないので、両手で蓋と本体をしっかりと握って擦り付けるような感じで力を入れて回してみてください。
女性の方だと特に開けにくいかもしれませんが、こればっかりは僕たちの力ではどうすることもできません。
写真と動画で開け方を説明した「Koi CBD の開け方」という記事がありますので参考にしてみてください。
蓋が勝手に開くことがある
買ったばかりの CBD オイルは新品なので蓋が勝手に開くということはないと思います。
ですが、使っていくうちにスクリュー部分に CBD オイルが付着して、閉めたつもりが徐々に開いてしまうというケースがあるのです。
この現象についてはスクリュー部分に CBD オイルが付かないように使っていただくか、ついたらしっかりと拭き取っていただくしか解決方法がありません。
瓶は落としたら割れる
CBD オイルのほとんどが瓶に入っているので落としてしまうと割れる可能性があります。
ご自身の過失による損傷は保証できないので、CBD オイルをご利用の場合は落とさないよう気を付けてください。
- 新品の状態で落として割れた
- 1回しか使っていないのに落として割れた
- どうにかなりませんか?
とお問い合わせいただいても、当店ではどうにもなりません。
CBD オイルは決して安いものではないので大切に取り扱いましょう。