「富士山に登るなら CBD 持ってってよ」
この一言から CBD リキッドを富士山へ携行することになったわけですが、、
僕にもこういった興味があったので快諾しました。
今回は CBD についてというよりも、ただの登山ブログになりますw
目次
yuge のスペック
富士山には吉田口から3回、富士宮口から1回と計4回登っています。
登り:3時間30分
下り:2時間50分
過去に5回のフルマラソン出場経験もあるので体力には自信あり。
富士山に登るきっかけ
富士登山は趣味になりつつあるので今年も登ろうと思っていました。
そこで先の予定を見ていたら登れる日が限られていることに気が付いて、急きょ3日前に登頂を決めたんです。
僕には富士山のすべての登山道を制覇するという夢があるので、今回は須走口をやっつけることにしました。
須走口は往復距離13kmで標高差1,800m、登り6時間50分で下り3時間20分かかるルートです。
富士山前夜の過ごし方
クラブへ
日帰りで行くからこそ前夜は早めに須走多目的広場についてゆっくり休むのかと思いきや、僕の場合はクラブへ遊びにいっちゃいました。
っというのも、本当はこの日にレギュラーで Dj をしているイベントがあって、来月の自分がオーガナイズするパーティーのフライヤーを配りに行くために欠席していたんです。
でも、オーガナイズパーティーが施設側の都合で中止になったからフライヤーを配る必要もなくなり、予定がぽっかり空いたので富士山に登る予定を入れられたのですが、、
お酒をガブ飲み
そのまま行くのは申し訳ないと思い、顔だけ出しに行くつもりが楽しくてガッツリ飲んじゃいました。
ビール、レッドブルウォッカ、ビール、赤ワイン、レッドアイ、テキーラ、ビール、、いつも通りです。
須走多目的広場で仮眠
東京から須走多目的広場までは意外と近いです。
途中で何回かトイレに寄らせてもらったけど、それでも2時間ほどで到着します。
移動中にも缶ビールを何本か空けましたが、3時が近づいてくるにつれてそろそろ寝ないとやばいと思い、PREMIUM BLACK CBD5% の LIME を摂取しようと思ったら、、
間違えて CANNABIS FLAVORを持ってきちゃってました。
まぁ、でも持ってきちゃったものは仕方がないので1~2パフほどして仮眠。
富士アタック当日
須走多目的広場で二日酔い
清々しい天気とは裏腹に、、
3時間しか寝てないからお酒が残っているのは当然で、何とか整えようと PINK Koi 1000mg(終売:同シリーズはこちら) を摂取。
登山の準備をしてシャトルバスに乗り込みました。
富士山須走口五合目で貧血
うねうねと続く山道をバスで登っていくもんだから、体は左右に振られるし耳は気圧と戦わなければならないし、全然リラックスできませんでした。
五合目に到着してからも CBD を摂取していたんだけど急に視界が狭くなってきちゃって、どうやら貧血の症状のよう。
平地よりも酸素が薄い場所で CBD を摂取するために思いっきり息を止めてりゃ貧血にもなりますよw
高度順応もかねてゆっくり休んでいたんだけど、これから富士山に登ろうと猛っている人が、CBD を摂取してリラックスしてどうすんだとww
よくよく考えたらおかしな話で、富士山に登る前の CBD は合いません!
A. 登山前に CBD は合わない
序盤で両足がつる
須走ルートの序盤は木の根っこがむき出しになっていたり、土に石が埋まっていたりして歩きにくい。
実はこういった道は苦手なんです。
京都の貴船神社から鞍馬寺までの道のりや、ワイナピチュに登ったときと同じような道だけど、須走ルートはそこまで人の手が入っていません。
だからこそ足を滑らせたり、足場の悪いところで力任せに踏ん張って登ったりしていると、両足とも太ももがつってしまいました、、
まさかの高山病
寝不足な上に二日酔い、そして貧血であることから予感はしていたんだけど、、
吉田ルートと合流する本八合目で軽い頭痛と手指にむくみを感じ、急性高山病であることを認めました。
これまで富士山では高山病になったことなんてないのに、体調がすぐれないと高山病になることもあるんですねぇ。
僕はボリビアのウユニで耐え難い倦怠感に悩まされ、ふらついて足がおぼつかず、10日間のうち7日間も寝込んだことがありました。
食欲もないから最初は風邪だと思っていたんだけど、後から高山病であることを知ったんです。
このときの症状に比べたら軽度だし、頂上まであと少しということで耐えることに、、
そして頂上へ
通常だと7時間くらいかかるところを4時間50分で登頂。
体調的に剣ヶ峰往復は諦めて、久須志神社で参拝したのちに、休憩して食事してお土産を購入してから下山することに。
滞在時間は約30分ほど。
下山で転がり落ちる
今回の登山で楽しみのひとつだったのが須走ルートの下山です。
何故かというと砂礫(されき)の急斜面を下る「砂走り」ができるから。
ところが、、
走ったが最後、自らの力で止まることができませんw
恐らくボルトよりも速かったのではないでしょうか。
己の身だけで感じたことのないスピード感に焦りを感じつつも「スノーボードと同じ、スノーボードと同じ」と呪文のように自分に言い聞かせました。
誰だよ砂走りって言い出したやつは、、
片足が着地すると砂礫を滑りながら足が埋まっていき、ジャンプする形でそこから抜け出しもう片方の足もそれを繰り返す。
そうしないと前のめりに転がっていきそうだし、体を斜面と同じ角度に倒してジャンプを繰り返していると、どんどんどんどん加速していくんですねぇ。
前のめりになっても事故、このまま加速し続けても事故。
この状況でどうすれば止まれるのか首脳会議を開いた結果、ジャンプしたタイミングで体を反転させて、富士山に抱き着く形でうつ伏せに着地すれば止まれるんじゃないかと、、
しかしそれだとある程度の代償も覚悟しなければならない。
どうするべきか首脳陣が答えを導き出そうとしたそのとき、またしても両足がつりました。
もうね、いいやと。
代償の覚悟というか諦めの気持ちで富士山に抱き着きました。
そしたら足がどんどん埋まっていって、うつ伏せの状態から後ろに倒れる形で仰向けにひっくり返ったのです。
幸い背中のリュックがクッションの代わりになって、そのままズルズルと滑り落ちて行きました。
首脳陣がイメージしてたのと全然違うw
そのまま50mくらい滑ったところでやっと止まり、僕の砂滑りは終了。
もはや下山している人じゃなくて、富士山を転げ落ちてる人です。
しかし、その甲斐があってか1時間45分で下山することができました。
まとめ
- 前夜にお酒を飲まない
- 登山前に CBD を摂取しない
- 須走の下山は走らない
富士登山で気を付けた方がいいのはこんなところでしょうか。
もちろん下山後の疲れた体には CBD ということで、須走多目的広場に帰ってきてからは摂取しまくりました。
つまり、、、
A. CBD は登山が終わった後に