世紀を跨いで人気を誇る品種は数多くありません。
20世紀最後の代表品種として、幅広い世代に愛される品種の一つ、それがBlueBerry。
先祖はThaiとAfghanistan及びパキスタンの国境地帯から、生まれはアメリカ。
今年はそのBlueBerryが誕生して40周年。
私達が4周年を迎える4月にこちらの商品を提供出来るのは、とても運命的なものを感じます。
その起源は少年の苦しみから始まったものでした。
世紀を超えて今、VMC x MonyHorse 和み Nagomi CBDワックス Blueberry が脈々と受け継がれた長い歴史には、様々なドラマが。
40年経過した今も、多くの人々に愛される風味を完全プロファイルした志向の味わい。
超限定1,000個のみを販売です。
目次
VMC x MonyHorse 和み Nagomi CBDワックス BlueBerry に至る長い道
先祖をたどれば、ThaiとAfghanistan及びパキスタン国境にあるBlueBerryは、それ以上の親を追うことが出来ません。
何故なら先祖そのものの品種がThai(あるいはThai Stick)と呼ばれるタイで自生していたサティバ品種と、Afghaniと呼ばれるアフガニスタンとパキスタンの国境で取れたインディカ品種だからです。
それが、双方共に1970年代にアメリカに持ち込まれました。
(尚、2010年国連の報告によれば、世界一のCannabis生産国はアフガニスタンだと言われています。)
1970年代当時、ヒッピーが流れ込んだことを国際問題化まで強引に持っていったアメリカの圧力によりアフガニスタン政府は違法Cannabis栽培家達を逮捕したり殺害までの粛清を行っていました。
君主制を終わらせるなど政治的緊張も高い中でしたが、とある青年がこの地に赴き種を取得したといいます。
ハイブリッドのブリードを考察し、大麻の医療的価値に自分や母親への利用で確信していた、DJ Shortこと、John Danielです。
出典:向かって左はPROJECT CBDのMARTIN LEE博士
青年が危険地帯をも恐れず旅をして生まれたBlueBerryですが、当時のアメリカはWar on Drugs(麻薬戦争、取締を徹底していた。)の真っ只中。
大麻の所持や栽培等をしていると、懲役刑ばかりではなく資産も没収するという、当時の大統領ニクソンやレーガンは暴君政治を敷いていました。
余談ですが、レーガンの腹心は後に大統領になる戦争大好きパパ・ブッシュで、テロリストや反政府ゲリラに裏で手を回したイラン・コントラ事件も彼が主導したと言われています。
監視社会を作ろうとしたのもこの頃、人権や自由が蔑ろにされた一部の市民はこの頃相当辛い思いをしていたことがわかります。
その一人が若き日のDaniel Jones。
彼は両親の離婚から10代にして気を病んでしまいます。
14歳にして人生を決定づける決定的な出来事が起きます。
Cannabisの経験です。
14歳で6度の大麻体験が人生と世界を変える
相当病んでいた彼は、食欲も無かったといいます。
入手の経緯は不明ですが、日本よりもCannbisの流通が普遍的にあると考えられる当地では、簡単に手に入ったのでしょう。
何度か試してもハイにならなかった彼は6度目のチャレンジでようやくハイになり食欲が回復。
この時のエピソードとして、猛烈にオムレツが食べたくなった。と回想しています。
更に、脳に病を患った母親の痛みにCannabisが
当時は現在の日本よりも余程厳しい罪に問われたCannabis。ですが、メキシコから数多くの流入がありました。
ただ現代のようにクオリティを求められたCannabisが多くはありませんでした。
若いショーンは様々な品種を試してあることに気が付きます。
彼は鼻がよく、香り高いCannabisはあまり多くの量を必要としないことに気が付きます。
1970年代半ばにHIGHTIMESが創刊され、そこには育て方なども書かれるようになり、ショーンも挑戦し始めます。
当時、アメリカに流通していた種子は殆どがサティバ品種でしたが、成長に少し時間がかかります。
アフガニスタン系の種、つまりインディカ品種のほうが早く育つことがわかりそちらも生育。
エフェクトがクレイジーなハイになる事が彼の求めたものではなく、もっとクリエイティブでハッピー(心身にとって健康的な状態)になることを求め更に研究熱心になり、ハイブリッドのグローに成功。
その頃レーガン政権になり、更に法律が厳しくなった時期には栽培面積を1.5㎡の小規模で集中して栽培。
幾つもの種子をかけ合わせるうちに、彼はカンナビノイドではなく、香り。つまりテルペンがすべてのエフェクトを決めると考えます。
常に最高グレードの品種を保持しておき、様々なチャレンジの後、ついに1981年頃インディカ品種Afghaniとサティバ品種Thaiをかけ合わせたBlueBerryを生み出します。
未成年、特に健康な少年は試すべきではないというのが基本的な考えですが、ショーン少年の突飛なチャレンジによって、世界中の人がメディカルCannabisを利用していることは間違いありません。
彼は、2021年の
BlueBerry の旅路は世紀をまたぐ
BlueBerryが出来上がったとされるのは1981年。
6年後、今や誰もが知っているCannabis Cupがオランダでスタートします。
このオーガナイザーはHIGHTIMESの編集長だったスティーブン・ヘイガーでしたが、オランダのアムステルダムで始まりました。
(HIGHTIMESはアメリカの雑誌)
スタートと同時に、その頃にはハイブリッドの品種が続々登場。
しばらくオランダのシードバンクで作られた品種であり、ハイブリッドのSkunkやBlueBerryと全く同じ親を持つ我らがSensi Seedsが生んだ名品Nothern Lights等が毎年のように受賞。一気に世界中に名品種を轟かせる事になります。
Nothern Lightsとはどんな品種?
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その後、アメリカ西海岸で流行したBlueBerryが海を渡り、ヨーロッパでも流行。
誕生から20年目、20世紀最後の年2000年11月に、第14回Cannabis Cupを獲得して更なる名声を得ます。
Cannabis Cupを獲った品種の人気は絶大で、世界中の好き兄さん達がこぞって種を取得。
21世紀に今度は世界規模での流行になります。
後の成長能力は御存知の通り。
そこから更にBlueの名前がついた品種や、Berryの名前がついた品種が続々と今も登場し続けています。
それらの多くは花を摘んで乾燥し、火をつけて肺に溜め込まれます。
その事について、DJ Shortはこのような表現をします。
"It is a real trip to think that every breath I take, there's someone on the planet, right now, taking a hit of something that passed through my hands."
(私が息をするごとに何処かの誰かがこの地球上で、私が手にかけた何かの品種を吸引しているのは、本当の旅(トリップ)だ。)
彼は今、Cannabis界のWilly Wonka(Willy wonka of pot)との異名がつき、悩みを解決するための品種開発が出来る環境を我が子に託し、世界中に大きな影響を与え続けています。
VMC x MonyHorse 和み Nagomi CBDワックス BlueBerryに至る道
1994年、フィリピンにてMonyHorseが誕生。
親御さんの都合で東京都北区に引っ越して、当地の団地で育っていくうちに運命的な開眼をします。
MonyHorseは10代の頃、GUNSMITH PRODUCTION の
やがて曲を作り始めたKOHHと共にWe goodのMVを撮りYoutubeにアップ、2021年の今も再生され続けている名曲です。
比類ない才能を魅せる二人。お互いの道を歩みながらも根幹にはHIP HOP、MonyHorseはラッパーとして「やりたいことをやる」と活動を続けつつ、2015年早々にYENTOWNに加入。
その後はMONYPETZJNKMN(モニーペッツジャンクマン)のユニット活動のほか、自身のソロアルバムも2019年にリリース。
この間、KOHHから自身の指に420を彫られているとインタビューで答えている為、Cannabis BlueBerryに出会ったと考えられます。
アメリカで心を病んだ少年が出会ったCannabisは少年の心を救い、彼は厳戒令が敷かれるアメリカで独自に研究、欧州で20世紀と21世紀を跨ぎ絶大な人気を博した後、世界中に種が撒かれ、ラッパーたちに巻かれながらついにその420が彫られた右手に渡りました。
ここでもう一つDJ Shortの言葉が蘇ります。
BlueBerry Buds Forever
MonyHorseはリラックスを重視
CBDについて、愛を持って普段から使ってくれているMonyHorse。
その用途はラッパーならCannabisを使うような場面、例えば楽曲制作やリリックを考えるときにも使っているといいます。
CBDワックスに気がついたのは2019年から2020年にかけてなので、それまでもCannabisに求めていたのは強いHighというよりも、Relaxationだったと推察されます。
BlueBerryは、長く作用するという特徴と、何より香りに特徴がありますが、メインにはリラックス品種であるということ。
私達は数多のテルペンを用意して、MonyHorseに試してもらい、BlueBerryがとても気に入ったとのこと。
香り、味共にしっかりとプロファイリング出来ている(再現)との太鼓判を頂き、2021年3月27日(土曜日)にリリースが決定。
長い長い世紀を越えた旅路を経て、
VMC x MonyHorse オリジナル 和み Nagomi BlueBerry ディスティレート CBD ワックスとして東京に誕生します。
インストアイベントは大盛況のうちに終了
MonyHorseが、本気で一緒に作り上げた商品を、お客様に届けたいという思いが、インストアイベントを行いました。
沢山のご来店、誠にありがとうございます。
以降も当店では商品のお試しを様々して頂く事が出来ますので、是非お誘い合わせの上、ご来店下さい。
参考上野本店の場所
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