当店にお越しいただくお客様には「タバコの代わりにCBDで禁煙したい」という方も多くいらっしゃいます。
CBDと喫煙の関係性を調査した研究機関では「CBDを吸入した人は喫煙量が約40%も減少した」という調査結果が報告されており、CBDに禁煙効果があるのかは、化学的に検証済み。
すでに私はCBDで禁煙に成功していますが、お客様からも「禁煙を継続できている」「節煙することができた」などの声もいただいています。
そこでこの記事では、CBDで禁煙効果があるのか?
その点を深堀りし、タバコの代わりとなるCBDの選び方、禁煙成功までの期間と費用についても紹介します。
またCBDを使っても禁煙が上手くいかなかった場合の対処法も説明していますので、これからCBDで禁煙チャレンジする方も、現在禁煙に上手くいっていない方もぜひ参考にしてみてください。
目次
CBDで禁煙効果について、研究機関の調査結果
2013年イギリスにある世界屈指の名門校ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で行われた、CBDとプラセボを使ってタバコの量について変化があるのか二重盲検試験が既に行われています。
イギリスと言えば、大麻由来のCBD製剤EpidiolexやSATIVEXを欧米の処方箋として確立させたGWファーマシューティカルズがあります。
カンナビノイド研究や医療大麻への研究、論文は少なくありません。
世界でも指折りの大学で研究されており、利害関係のない論文とのことで信頼度は高いのではないでしょうか。
24人の喫煙習慣のある治験者を二手に分けて、それぞれにプラセボとCBDを与えます。
この時、双方の治験者には自身が何を与えられているかが伝わっていません。
その結果、CBDを与えた群においてタバコの本数が40%減った結果が出ました。
CBDには様々な薬品による依存症への対策等が期待されており、その一環にタバコの依存度を調べたのではないかと考えられます。
以下は、こちらのテストと依存についてをさらに深掘りした記事です。 VapeManiaのスタートは、禁煙ニーズに答えたいと思ったからでした。 当初、私自身もタバコを吸っていては示しがつかないのでキッパリ止めることが出来ました。 ところが2年目に入ると気持ちが負けたのか ...
CBDはタバコ代わりになるのか?禁煙できた理由と失敗する原因
また他の実験では、ニコチン離脱症状は脂肪酸アミド加水分解酵素(FAAHとも言います)を阻害(邪魔)する事により低下する報告があります。
FAAHは、内因性カンナビノイドアナンダミドの分解を促進する酵素という側面も。
CBDはFAAHの働きを阻害する作用があるとされ、そこに関連があるのでないかと結論付けられています。
さらにCBDがFAAHの働きを阻害する事によりアナンダミドの分解を防ぎ、CB1受容体を活性化する事(エンドカンナビノイドシステムの活性化)で禁煙補助に関連していることも併記。
他にもCBDはあらゆる依存性行動の調整に関与しているとされ、煙草を吸いたい衝動を抑える期待も持てます。
未だ数の多くない臨床試験結果のため、CBDの禁煙の可能性や実証においてはまだ研究段階にすぎませんが、これまで来店した方の節煙や禁煙成功譚は納得です。
あっさり禁煙できました🙏今もう吸うくせもなくてCBDの vapeも触ってなかったりしますが🙇♂️禁煙したい方試して欲しい…タバコ数年→グロー →プルームテック (ここで最悪に量増えましたが)→CBDリキッドで禁煙2年経過です
— chi3uki (@Chi3uki) March 6, 2021
CBDとニコチン依存の関係性
CBDで禁煙出来るかのポイントとして、ニコチンが何たるかを理解する必要があります。
ニコチン依存や、ニコチン中毒といった言葉を市井で耳にすることは少なくありません。
一体どういうものなのでしょうか?
ニコチンとは?
(写真はタバコの葉)
煙草の煙に含まれるニコチン。
ニコチンとは植物塩基(アルカロイド)の1つで、主にタバコの葉に含有。
実はピーマンやナスにも微量に含まれています。明日の豆知識ですね。
揮発性で無色の油状液体で生体に対し強い依存性があり、煙草の喫煙によるニコチン依存症が公衆衛生上(社会の健康保持・増進や疾病を予防する、公私の保健機関等により行われる衛生活動。つまりこの場合健康の害があるということ)の大きな問題。
ニコチンは、昆虫に食べられることを抑制するための毒物です。
ニコチンが体内に入り依存症になるまで
CBDで禁煙をしたい、その希望を叶えるのにはニコチンの依存を解消出来なければ難しいのではないか?と仮説を立てます。
喫煙をしてニコチンが体内に入ると、体内にあるニコチン受容体に結合。
ニコチン受容体は全身に点在していますが、その中でニコチン依存症が主に関与するのは中枢神経にあるニコチン受容体です。
中枢神経は他の神経細胞に情報を伝える役割をしていて、神経伝達物質の種類により働きが異なります。
ニコチン依存と特に関係が深いのは、神経伝達物質としてドーパミンを使用しているドーパミンニューロンという神経細胞。
ドーパミンニューロンは、報酬回路(脳内の幸福感やエクスタシーを感じさせる神経回路の事です)の一部を作っています。
ドーパミンは、人に褒められたい、好かれたい。
といった欲求が満たされたときや、満たされることが十分に推測できるときに活性化、報酬回路を通して快感や満足感をもたらします。
この活性化に重要な働きがドーパミンニューロン群からのドーパミン遊離です。
この働きにより人体は"やる気をおこす"、"やる気スイッチを押す"といった状態になります。
通常ドーパミンニューロンは、やる気スイッチを押すといった作用機序をしますが、ニコチンがニコチン受容体と結合する事で活性化され、やる気スイッチが過度に押し続けられるとドーパミンの数が必要量より減少してしまいます。
こうなってしまうと脳内の幸福感を感じる報酬回路は本来の役目を果たせず、ニコチンを切望。
ニコチン欠乏により精神的・身体的に様々な不快な症状を来すようになります(ニコチン離脱症状と言います)
更に喫煙者は、離脱症状を和らげるために喫煙を繰り返してしまいます。
このように、タバコを止めたいと思っていながらどうしても止められないと感じている人は 「ニコチン依存症」です。
ニコチンを慢性的に繰り返し摂取すると、ニコチンを求める強い欲求が生じるようになりニコチン依存に陥ってしまうといった機序であることがわかりました。
タバコの代わりとなるCBDの選び方
ここまでニコチンの依存についてタバコの関連性を説いてきましたが、たとえタバコを吸わない方でも私達は日々、様々なものに依存しています。
私の場合にはコーヒーを毎日数杯飲んでいるので、これはカフェインへの依存、なんなら中毒と言えるかもしれません。
他にも最近では睡眠を妨げるほど見てしまう、スマホやインターネットへの依存などもあげられますが、これらは脳の報酬系である神経回路が強化されることによって形成される依存です。
対して、身体依存とは普段からの行動によって、その行動こそが通常の状態であると身体がみなすことです。
薬物依存の場合などには、脈拍などが変化しますがこれを身体が平常と推測する状態になり、これも身体依存と言います。
タバコの場合、よく「口さみしくて吸っちゃう。」という言葉を聞きます。
VMC VapeMania CBD Dispensaryのスタートは禁煙ブームの高まりを受けて、VAPEが代用できるのではないか。
という思いから始まった点が一つのきっかけになっています。
タバコの口寂しさを埋めるためのCBD製品だと、CBDワックスやCBDリキッド、CBDカートリッジ、CBDペンなど、吸引するタイプのものからチャレンジすることを推奨します。
煙の代わりにCBDを蒸気化して吸引することで、口寂しさの身体依存を紛らわせてみてはいかがでしょうか。
CBDリキッドで禁煙成功するまでの期間と費用
気化摂取タイプのもので、特にオススメなのが一番量を摂取出来るCBDリキッド タイプのもの。
タバコにはライターが必要ですし、通常20本吸い終わると買い換えなければならない手間が生じます。
CBDリキッドタイプで30mlのものであれば、吸引する量にもよりますが1ヶ月は余裕で持ってくれます。
濃度は高くないので、普段遣いにも丁度いい。濃度違いで商品を選ぶことが出来る上、フレーバーがいくつもあり値下げトレンドに入っているアイソレートベースはとてもオススメです。
こちらのKoiCBD リキッドは超人気商品で、フレーバーも6種類から選べます。
未だ頻繁に売り切れになるロングセラー商品となっておりますが、2021年春に35%を超える大幅値下げ。
12,800円→7,950円。
デバイスにはFog1やZERO(税込み4,380円)をオススメしていますが、これらは1年前後お使いいただける商品で、替えのコイル(Fog1の交換コイル5個入税込み2,300円)や替えのPOD(ZEROの交換用POD2個入税込み1,280円)を加味した場合で、リキッドを1ヶ月で吸い切る場合、月々にかかるコストは10,000円を切ります。
ご自身のお吸いになっているタバコ代金とお比べになってみては?
CBDで禁煙できない場合に見直す3つのポイント
もしかしたら、コチラをお読みのあなたは既に、CBDに禁煙効果はなし。と感じているかもしれません。
チャレンジして失敗する場合や、数週間は大丈夫だったけどまた戻ってしまった場合等に見直すポイントがあります。
物足りなさを感じて失敗した場合は?
なんだか物足りない→普段吸引するタバコの量・回数・ニコチン濃度を再確認。それに見合った商品選びと吸引をしていく。
CBD製品は人によっても、身体の調子によっても体感が異なります。
また、吸引したときの吸い心地は製品によってバラつきあり。
喫煙者と一言に言っても、1日2箱吸う人もいれば、イライラしてしまう時だけに吸う人。
加熱式タイプの方や、ニコチン濃度が高いものを吸引している方もいる上、その種類は1,000種類を越えます。
今一度自分自身のタバコ習慣を見直し、どうして物足りないのかを分析してみてください。
例えばニコチン濃度が高く、吸引量も多い場合には、CBD濃度が高くキック感も最強なテルペソレートCBDワックスをオススメ。
99%のCBDを一気に吸引することで、そのキック感は非常に強く、また一気にCBDを摂取することが出来ます。
デメリットは、ワックスを都度添加しなければいけない点が挙げられます。
手間が嫌で続かなかった場合は?
手間がかかってCBDリキッドやCBDワックスを吸引するのが面倒になってしまって、またタバコに戻ってしまった。というのが理由の場合。
手軽に吸引出来るものも一考の余地ありです。
最近はタバコと同じサイズで、ミストも無駄に多く無い頃合いのコチラが心からオススメです。
AZTEC CBDペン 使い捨てタイプ が超オススメな理由
次々とAZTEC CBD JAPAN主導で、世界と戦えるプロダクトを発表しているイングランドのAZTEC CBDから、人気の高いペン型のDisposable PENが登場しました。 今回もやはりAZT ...
私も普段遣いしていて、販売してからすぐに既に4本使っています。
疲れている場合などはブロードスペクトラムCBDが10%入っているので、少しリラクゼーションの後押しがすぎるかも?
デメリットは量が多くないことで、頻繁に買い換えが必要になることです。
濃度が薄いものや、反対により濃度が高いものもございます。
キック感が弱いと感じて失敗した場合は?
喉へのキック感が乏しいように思えて、またタバコに戻ってしまった場合には。
高濃度やフルスペクトラム、ブロードスペクトラムでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
はっきりとキック感が問題だ、と考えられるならばフルスペクトラムCBDリキッドや、ブロードスペクトラムCBDリキッドを爆煙で吸引することをオススメします。
キック感は十分に得られる上、アントラージュ効果によってあなたの期待以上にCBDが役に立ってくれるかもしれません。
デメリットもあります。
そのアントラージュ効果。アイソレートと比べて予想以上のリラクゼーションが待っている場合があります。
昼間、眠くなったりパフォーマンスが落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
まとめ
CBDで禁煙をチャレンジする場合に、吸引タイプのものをオススメしてみました。
ただ、正確に言えば吸引系のCBDにはエビデンスがないと言えます。
2013年のテストが行われた当時CBDを吸引する文化は殆ど無く、これからもっとたくさんのテストを期待するばかりです。
(このテストでは、喉に直接スプレー状のCBDかプラセボの噴霧を当てていました。)
逆説的に、CBDエディブルやCBDオイルなどの方が適していることも考えられます。
この記事を書いた後、依存には依存する物質に関連するイメージから遠ざけることもポイントだと知りました。
振り返ってみると、今我慢出来ているのに、タバコのようなものを吸うことで逆に吸いたくなっちゃうのでは?との意見を頂戴した記憶が蘇ります。
- 依存と向き合い、自身の依存原因を探る
- 自身に適した、無理なく続けられる商品を選ぶ
口寂しいのか、はたまたガッツリニコチンに依存しているのか、味が好きなのか。
当たってなくても、一旦向き合ってみると気づきがあると思います。
そして、長い目で見ていくつか時間をかけてお試ししてみてください。
無理なくCBDを続けてみると、結果が出やすはずです。
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