2018年末にDr.Vaporさんを運営する株式会社 HANG様が、JAPAN CBD LABという会社(メーカー?)を立ち上げたのとほぼ同時に、SAKURA CBD カートリッジはリリースされました。
当時はKoi CBD カートリッジがやはりブロードスペクトラム CBD 500mg カートリッジとしてCBD 業界を席巻していた時期で、そこに合わせるように登場した商品です。
カートリッジの中身の量、CBDの量、金額、全て同じでした。
Koi CBD カートリッジはあの頃、圧倒的なテルペン配合を編み出し素晴らしい風味を生み出して、同時に多くのファンが誕生しました。
しかし、季節限定のテルペンだということもあり、Koi CBD カートリッジは味が激変。
別の商品のようになってしまい、SAKURA CBD カートリッジの人気が急浮上しました。
その後のCBD カートリッジ ムーブメントの礎を作った一角でした。
今回SAKURA CBD750mg カートリッジは全く違う商品と言えるほどパワーアップ。
ご紹介してまいりましょう。
目次
SAKURA CBD カートリッジ はどう変わった?
今回販売されたSAKURA CBD750mg カートリッジ PLUS OG MINTを以前販売されていたSAKURA CBD カートリッジと比較してみます。
旧 SAKURA CBD | SAKURA CBD PLUS | |
CBD濃度 | 50% / 500mg | 75% / 750mg |
内容量 | 1ml | 1ml |
CBD 1mg単価 | 14.9円 | 13.2円 |
テルペン | NATURAL | OG MINT(Menthol) |
テルペンについての説明は後述します。
濃度が1.5倍になりました。
また、フレーバーもOG MINTという私達の発想にはなかなかないテルペンになっております。
CannabisテルペンをMentholと一緒にしようとは考えません、Vape屋さんとしてのキャリアが味も目線もシャープなフレーバーを開発されました。
長い間売られていなかったCBD プロダクト 独特の理由
SAKURA CBD750mg カートリッジは多くの方がもう諦めにも似た気持ちでお待ちになっておりました。
実はSAKURA CBD カートリッジは入荷がされるされない、のやり取りがかなり長い間なされていました。
私は今もうバイヤーの仕事を全くしていませんが、当時は直接やり取りをしており、こういった事が少なくありませんでした。
人気商品の一つでしたので、メール対応も全てやっていた私としては多くのお客様から沢山のお問い合わせもあって、相当やきもきした思い出があります。
現在は厚労省が正式にガイドラインを出したので、しっかりとした手続きを踏めば問題なくCBD 製品及びCBD 原料は入荷されます。(個人輸入はなかなか通りにくいです。)
つまり当時は曖昧なルールであったため商品が税関で止まることや、輸入そのものが出来ないようなことが何度もあったのです。
この、税関で止まる。は最悪で、輸入元へ返すことも出来ないので、輸出元輸入元、処分する手続きなどをする税関と全損です。
誰も得しないし、特に輸入元であれば当然ゴネるのでブームが来ることがわかり、ガイドラインを作ったのだと思われます。
SAKURA CBD は当時どのような事があったのかはわかりませんが、このような理由から輸入が一時期止まっていたと、勝手に推察。
現在はカートリッジ以外のプロダクトも進めているようですので、スムーズに入荷出来ているようです。
とはいえ、1年以上待ったのではないでしょうか。
その間もかなり多くの問い合わせがございましたので、再販を決めました。
SAKURA CBD カートリッジは他の商品と比べるとどうなのか?
SAKURA CBD750mg カートリッジ PLUS がリリースされるまでに、数多くのCBD カートリッジの人気商品が登場しました。
私自身も好きな商品が沢山あります。
お客様も様々なプロダクトをお試しになる方が少なくありません。
持ち歩きが簡単であったり、寝る直前に使うのも容易なことも相まって、毎回カートリッジを購入される人も増えています。
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まずCBD75%は、これまで登場したCBD カートリッジの中では圧倒的に高濃度であることは間違いありません。
現在テストをこなす前にリリースを優先したので、結晶化のリスクなどは確認出来ておりません。
中身が入っているのに吸引出来なくなった、といった場合には
- プレヒートをする。
- ドライヤーを当てる。
この順番でお試し頂くと吸引が出来ます。
他にはどのような違いがあるでしょうか。
未だ未解明のカンナビノイド CBDV
ブロードスペクトラム CBD カートリッジであるSAKURA CBD750mg カートリッジ PLUS は、CBDVが含まれています。
当店のブログをお読みの方はお気づきですが、一言にHEMPといってもカンナビノイド分布はそれぞれ全く違います。
もっと言えば、ブロードスペクトラム CBDといっても全然異なってくるということです。
VMC オリジナルのディスティレート CBD ワックスはCBGがかなり濃度が高く出ます。
CBGは鎮静作用やリラックスについての研究が進み最も期待が持たれており、自宅でゆっくりリラックスしたい人に人気があるのはこの辺りに理由があります。
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CBDV(カンナビジバリン)は、実を言うとよりメディカルの期待が持たれています。
動物モデルでもヒトモデルでも抗けいれん作用を示しております。
ただ、GWファーマシューティカルズ(天然のCBD オイルを処方箋(epidiolex®)にした初の製薬会社)は、2018年に二重盲検試験では目標の数字に達していなかったとの発表をしており、まだまだ研究が必要であると締めくくられています。
その他に、カプサイシン受容体として知られているTRPV1受容体に作用し、神経過敏の低下を引き起こすことが予測されます。
カプサイシンが辛さや痛みを生じさせるメカニズム、それはTRPV1受容体が活性化される事だと判明したのは、カンナビノイド受容体が発見される直前、1997年のことです。
受容体自体もまだ四半世紀の研究、これからの解明が望まれます。
注目はカリオフィレン
SAKURA CBD750mg カートリッジ PLUS はカンナビノイド以外にもありがたいことに、テルペン含有量も掲載しています。
テルペン類で最も重要なのはカリオフィレンとミルセン。
前者がかなりの量含まれているのがわかります。
カリオフィレンは第3のカンナビノイド(実際にはカンナビノイドは150種以上が確認されている。)とも呼ばれる働きをします。
エンドカンナビノイドシステムにおいて最も重要な受容体はCB1受容体とCB2受容体で、精神作用を引き起こす働きをするのは脳に最も存在するCB1受容体であることが分かっている。
カリオフィレンは精神作用を引き起こさないCB2受容体に作用します。
CB2受容体は炎症や疼痛、瘢痕の線維化(瘢痕とは一般的には傷痕を修復する状態のことで、例えば擦り傷がカサブタになるような事をいいます。線維化とは、コラーゲン等の細胞外基質と呼ばれる物質が増加して皮膚や内臓を硬くしてしまうこと=硬化と同義)を抑制します。
アントラージュ効果で最も重要なテルペンなのは、ここにポイントがあります。
COA(成分分析)を観てみると、2.5mgを超える量が検出されています。
カリオフィレンはカンナビスに多く含まれることがありますが、実は胡椒にも含まれております。
どのような人にオススメ?
SAKURA CBD カートリッジ PLUS はOGテルペンにMentholを加えた、OG MINTというフレーバーになっています。
現在、タバコが非常に高くなっているばかりか、喫煙する場所を見つけるのも大変だといいます。
しかし、リモートワークが増えると、自宅での仕事は外出先で喫煙するよりは比較的イニシアチブがあります。
私の周りでは、喫煙が増えてしまっている人も少なくありません。
節煙したい人、禁煙したい人で元メンソールを吸っている人にはオススメしたいです。
火がいらない事、カートリッジに元々入っている点も含めて、タバコを吸引するよりも簡単な上、超高濃度CBDのためキック感もあります。
スタッフの感想はこのようにもらっています。
「喉へのキックはまろやか。PharmaHemp CBD カートリッジ GELATO にも近く、爽やかなミント感があって吸いやすい。禁煙用でもいけそう。」
バッテリーをお持ちでない方にはセット商品をオススメ
SAKURA ブロードスペクトラム CBD 750mg カートリッジ PLUS OG MINT+ airistech airis VERTEX
すでに510規格のバッテリーをお持ちの場合にはこちら
SAKURA ブロードスペクトラム CBD 750mg カートリッジ PLUS OG MINT
参照:JAPAN CBD LAB(出典:会社概要)