フルガラスアトマイザー

取扱い製品について

フルガラスアトマイザーを解説!510規格で圧倒的な美味しさを出せるカートリッジ

2023年2月21日

世界中の危険地域を旅する丸山ゴンザレスさんのストレスを解消したい。

そんな思いを伝えられて作られた、FULL HEMP ゴンザレスグルーの開発時にフルガラスアトマイザーを初採用しました。

フルガラスアトマイザーを採用したのは、ズバリこれまでのカートリッジタイプのアトマイザーと比べて美味しく吸引が出来るからです。

なぜ美味しく吸引できるのか?その要因を探ってみました。

フルガラスアトマイザーの定義

フルガラスアトマイザー

フルガラスアトマイザーはアトマイザーの中心部分までガラスが使われているタイプの、CBD Vape吸引用アトマイザーです。

アトマイザーとは?

アトマイザーとは、Vape用に作られたCBDリキッドやFULL HEMPなどを水蒸気化させる噴霧器のことです。

蒸気を生み出すVAPEのコア部分になります。

フルガラスアトマイザーとは?

アトマイザーの構成は、タンク・チューブ部分・コイル・エアホール・デッキ(土台)・ドリップチップ(吸い口)などから構成されています。

フルガラスアトマイザーは、タンクとチューブ部分・ドリップチップ部分に当たる部分全てがガラスで出来ているアトマイザーのことを指します。

フルガラスアトマイザーを採用した理由

ゴンザレスグルー完品

FULLHEMP ゴンザレスグルー販売のタイミングで、フルガラスアトマイザーを採用しました。

その理由は、それまで取り扱っていた金属カートリッジやフルセラミックカートリッジと比較して圧倒的に美味しく吸えること以外にもメリットが大きかったためです。

金属カートリッジは課題が浮き彫り



VapeManiaでは、VapeデバイスにCBDリキッドを充填するタイプのものから販売を開始。

その後お客様のニーズが、カートリッジタイプアトマイザーのCBDリキッドになってオリジナルのCBDカートリッジを作成し始めました。

その際に使われたのは、中が金属になっているカートリッジタイプのアトマイザーです。
金属製のカートリッジ

当時はこのタイプの物がほとんど。

つまりカートリッジタイプアトマイザーの選択肢は、中が金属状になっているカートリッジのタイプのみからコスト面や性能が良いものを考慮して選ぶしかなかったのです。

商品を作っていく過程で、課題が多く出てきました。

  • 接続部分から滲みやすい、漏れやすい
  • 結晶化や変色しやすい
  • (変色などにより)見た目が悪いと美味しく感じられない

さらに、充填してくれる国内業者は多くなかったのもあって苦戦続き。

フルガラスアトマイザーは、上記3点の問題全てをクリアしています。

次に、今も現役で活躍しているフルセラミックカートリッジが登場します。



フルセラミックカートリッジよりも美味しい

フルセラミックカートリッジ

フルセラミックカートリッジも、タンク部分はガラスです。

リモネンなど一部のテルペンがプラスチックを変形させたり壊したりしてしまうこともあり、タンクはガラス仕様。

センターアークと言われる部分と、吸い口がセラミック製になりました。

金属が表に出ない状態になりますが、CBDそのものの課題には常時重金属問題がついて回るのです。

CBDを作り出すHEMPはbioaccumulator plant(バイオアキュムレーター植物)と言って、地中にある重金属である鉛などを吸収して体内にとどめてしまいます。

土地の浄化には最高の役割を果たすHEMPですが、このまま人体に入れるのは問題です。

精製段階で、この重金属を取り除いたのちに第三者機関で最終検査をしたものがCOA(成分分析表)としてメーカーが示しています。

重金属

(Lead...鉛 / Mercury...水銀 / Arsenic...ヒ素)

散々金属を取り除くのに尽力をしたCBDで作ったCBDリキッドは、金属製のカートリッジでは心配です。

フルセラミックカートリッジはセンター部分の金属を、鉛フリーのセラミックに変更。

重金属のテストもクリアして、酸化を遅らせることにも成功

ただしフルセラミックアトマイザーは、センターアークと言われるアトマイザー中央セラミックの中身は金属で出来ています。

フルガラスアトマイザーはセンターアークもガラスにすることで、風味を落とさないのです。

そのため、フルセラミックアトマイザーより美味しく吸引が出来ます。

安全性が高い

フルガラスアトマイザーは、安全性が高く作られています。

例えば、ガラスという特性もあって割れないことも大切です。

私も2度ほど派手に落としたものの割れませんでした。

ガラスが割れないようにしているテストは

  • 負荷圧力試験
  • 高温および低温試験
  • 摩耗試験
  • 振動試験

それだけではありません。

Vape用アトマイザーは、加熱して蒸気を摂取する非常に特殊な製品です。

  • 原材料の検査
  • 半製品の検査
  • シミュレートされたオイル漏れテスト
  • シミュレートされたベーピング試験 etc

今回採用したフルガラスアトマイザーを作製したBB TANK社は数えきれない安全性のテストをしてることも相まって、125個もの特許を取得しています。

フルガラスアトマイザーが美味しくなる根拠

フルガラスアトマイザーで吸引することで、金属製のアトマイザーやフルセラミックカートリッジと比べて美味しく吸引出来る理由はわかりました。

他にもフルガラスアトマイザーで美味しく吸引出来る根拠があります。

マイクロギアという特許

フルガラスアトマイザーに採用されているマイクロギアは、BB TANKの特許。

吸引時にリキッドを均一に加熱するセラミック加熱の技術で、他のメーカーでは実現が出来ません。

これによって、味わいにムラがなく美味しく吸引が出来ます。

酸化を遅らせることが可能

フルガラスアトマイザーの最大の利点でもあるのが、これまでのアトマイザーと比べて金属部分に触れることを99%以上カットしているところです。

これにより、酸化スピードは超低速になります。

フルガラスアトマイザーのレビュー

レビューの画像

フルガラスアトマイザーを使った方は、実際どのような評価をしているのでしょうか?

いくつかのレビューを見ていきましょう。

良いクチコミ

まずは、フルガラスアトマイザーを採用したVapeManiaがリリースしたゴンザレスグルーの口コミです。



評判がすでに高かったフルガラスアトマイザー、こちらのFarrell_FF14さんもフルガラスアトマイザー(ガラスカートリッジ)が喜びのワンポイントになっています。


続きまして、ご自身でもお店を運営されているためにたくさんの商品をお試しのmimomo_nesanさん。

いくつかの種類アトマイザーを試した結果、やはりフルガラスアトマイザー(ガラスカートリッジ)を選ばれています。

フルガラスアトマイザーを使って、困ることはないのでしょうか?

悪いクチコミ

こちらはASA GIRLSに振り付けを教えるブリちゃん運営の、CBD_GREELAX_さんがツイート。

悪いクチコミというよりも、注意喚起に近いかもしれません。

バッテリーとフルガラスアトマイザーを接続したり取り外す時に、メネジ部分を回してしまっては不幸が起こるよ。という発信です。

こちらの解決策は後ほど詳しく解説します。

フルガラスアトマイザーのデメリット(解決策あり)

フルガラスアトマイザー

フルガラスアトマイザーに様々なメリットがあることをお分かりいただけたところで、デメリットについてもご案内。

リキッドが全然吸えなくなるような、致命的なデメリットもあります。

ただし、全て解決策がありますのでご安心ください。

厳しい安全性テストをクリアした性能の良いものだけを、製品としてお届けしています。

その性能の良さゆえからの、デメリットが存在。

ご案内していきます。

ねじ部分のクオリティにばらつきがある

BB TANK以外のフルガラスアトマイザーやセラミックアトマイザーについては殆どの場合、金型の甘さ等の理由で、メネジ部分のクオリティにばらつきがあります。



今回チョイスしたBB TANK フルガラスアトマイザーは、メネジ部分のばらつきは殆ど見られません。

メネジ部分のばらつきがあると、バッテリーに接続が出来ないなどの不具合が出ます。

クオリティの低いカートリッジ型アトマイザーの場合には、比較的高い確率で交換案件が増えてしまうほどです。

BB TANK フルガラスアトマイザーの場合には、読み込みの不具合が殆どありません。

ところが、これがデメリットにもなります。

液漏れの可能性がある

フルガラスアトマイザー液漏れの可能性は、バッテリーとの接続時。

また、バッテリーとフルガラスアトマイザーの分離時いずれでも高まります。

誤ってデッキ(アトマイザーの土台、ガラスカートリッジ部分と510接続部分のこと)部分を回してしまうと、あっさりフルガラスアトマイザーのリキッド注入部のデッキ部分が開いてしまいます。
開いてしまったフルガラスアトマイザー

最悪の場合、中身のリキッドが全部液漏れてしまうのです。

ただし、ご安心ください。

取り扱いだけ間違いなければ、このデメリットは防げます。

抑える場所と回す場所を間違えなければ、基本的に溢れる(こぼれる)ことはありません。
抑える、開く

(図1)

図1をご覧ください。右手の赤丸で囲ったフルガラスアトマイザーのデッキ部分を抑えて、左手でバッテリー部分を回して接続・分離します。

「デッキを抑え、バッテリーを回す。」

これを覚えておいて下さい。

CBD カートリッジ(510規格)から漏れる原因と対処法
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もう一つ、フルガラスアトマイザーでも気をつけなければならないデメリットがあります。

スピットバック

CBDリキッドに限らず、Vapeリキッドは加熱しすぎると口内に熱い液体が入ってきてしまうスピットバックという現象が起きます。

一瞬火傷したかのような熱さを感じる場合があるので注意が必要です。

フルガラスアトマイザーでスピットバックすると、吸い口が広いために比較的口内に液体が入りやすくなってます。

スピットバックしないようにする為には、長い時間連続で吸引しなければ大丈夫。

長くても15秒間吸引したら、30秒以上間隔を空けて吸引をするようにしてください。

液体の温度が高まっている状態で、吸い続けるとスピットバックする。これを覚えておきましょう。

フルガラスアトマイザーのよくある質問

これまで、フルガラスアトマイザーに対しての質問がいくつかいただきました。

「よくある質問」として下記にまとめています。

適切な保管方法はありますか?

フルガラスアトマイザーは、酸化しにくくするための設計です。

しかし、光に当ててしまうとCBDやカンナビノイドは化学変化を起こす可能性があります。(化学変化をしても体への悪影響はありません。)


使い終わりましたら、フルガラスアトマイザーをケースに入れて保管するのがベストです。


あるいは、「いちいち取り外すのは面倒。」な場合。

光の当たらない風通しのいい場所にて保管することが重要です。

冷蔵庫などは、カンナビノイドが結晶化することがあるので入れないようにしましょう。

  • 取り外してケースに入れて保管
  • バッテリーと接続してる時は風通しのいい光の当たらない場所で保管
  • 冷蔵庫はNG

リキッドは再充填できますか?

実はフルガラスアトマイザー、リキッドの再充填(リフィル)が出来ます。

様々な注入グッズがありますが、今回はシリンジでの方法をお伝えします。

シリンジにお好きなリキッドを入れて、注入していきましょう。

リキッドのリフィル方法

  1. 空になったフルガラスアトマイザーと、リキッドを入れたシリンジです
  2. デッキの部分とガラスチューブ部分を分離します
  3. 注入時、チューブの中央に入れるのはNGです。脇に注入します
  4. シリンジの針を脇に差し込んで注入
  5. デッキをしっかり締めて、完成です

リフィル後の状態

テスト結果、リフィルは2度までイケます(合計3回使える)。4度使うと風味がガクっと落ちるようです。

目安にしてください。

捨て方はどうすればいいですか?

フルガラスアトマイザーは割れ物ですので、ほとんどの場合には燃えないごみです。

あるいは、分離すればタンク部分はガラスとしての処理が可能な場合も。

自治体の処理方法に合わせて、適切に処理をお願いします。

どのように使えばいいですか?

フルガラスアトマイザーの使い方については別途記事にまとめてあります。

こちらの記事が参考になりますのでご覧ください。

フルガラスアトマイザー
フルガラスアトマイザーの使い方

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まとめ

フルガラスアトマイザーはガラスカートリッジとも呼ばれ、高濃度のCBDリキッドが美味しく吸引出来る製品です。

安全性も高く、これまでのアトマイザーと比べても酸化がしにくい。

メリットが多いアイテムになります。

取り扱いを上手にする事で、繰り返し使うことも可能な優れものです。

デッキとアトマイザーを誤って外さないようにご注意ください。

光に当てず、風通しのいい場所に保管。

慌てて連続で吸うことなく、じっくり味わうことが重要です。

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