VapeManiaから、オリジナルデバイスの低電圧バッテリーがリリースされました。
低電圧バッテリーは、従来のバッテリーよりも電圧を低くすることでCBDリキッドなどへ加える熱を抑えます。
特に自然成分を多く含むFULL HEMPは、複数のカンナビノイド以外にもHEMPテルペンが無数に含有。
カンナビノイドやテルペンは沸点を大きく超えてしまう温度で吸引すると、生体利用率(バイオアベイラビリティ)が低くなってしまいます。
つまり、生体利用率を上げるために低電圧バッテリーを推奨しているということです。
しかしながら、カンナビノイドやテルペンは沸点もバラバラ。
そのため、高くなりすぎず低くなりすぎないことも重要になります。
目次
高濃度CBDリキッドは、特に低電圧バッテリーが必須
正確には、高濃度CBDリキッドと高濃度CBNリキッドは低電圧バッテリーが推奨です。
脂溶性のカンナビノイドはオイルに溶かしてリキッドとして気化します。
例えばガラスカートリッジを使う場合には、特殊セラミックを使って加熱。
CBDリキッドなどはセラミックの表面温度を高くすることで、気化させて吸引します。
CBDの沸点については最近464℃前後くらいだと言われていますが、カンナビノイドが蒸発すれば吸引出来ます。
つまり気化して吸引する際には、沸点に達さずとも蒸発すれば可能です。
CBDが蒸発する温度が大体100℃前後だと考えられており、高すぎても低すぎてもあまり良くないと考えています。
そこで、これまでのairistechのもの等より電圧が低いVapeManiaオリジナルの低電圧バッテリーです。
- 緑:3.4V
- 青:3.7V
- 赤:4.2V
- 緑:1.8V
- 青:2.4V(推奨)
- 赤:3.2V
FULL HEMPは超高濃度なので低電圧バッテリーを
FULL HEMPは特に超高濃度で3つのカンナビノイドが入っているので、低電圧バッテリーを使うことを推奨します。
蒸発する温度はそれぞれ違うこともあり、高い温度で蒸気化したカンナビノイドによって咳き込みたくない人は特におすすめ。
テルペンが豊富に含まれる場合にも低電圧
VapeManiaのFULL HEMPにはテルペンが100種以上含まれています。
一言でテルペンと言えども、気化する温度もバラバラ。
低い温度で気化するタイプのテルペンは、高い電圧で吸引すると喉や鼻に刺激が強いので低電圧バッテリーが推奨されます。
低電圧バッテリーは、高濃度リキッドのバイオアベイラビリティを高める
低電圧バッテリーを使うことによって、低い沸点のカンナビノイドやテルペンも体内でのバイオアベイラビリティを高めることが出来ます。
高い電圧にしてしまうと、テルペンやカンナビノイドが複雑に絡んでいるFULL HEMPのような商品は活性化合物の一部が熱分解によって破壊されてしまいます。
結果的に、電圧を低くすることでバイオアベイラビリティが高くなるのです。
喉への負担も軽い
高い電圧をかけて高温になると、カンナビノイド・テルペン共に喉へ強い負担をかけます。
低温でしっかりと味わいを楽しめる程度の電圧に設定して吸引することで、喉に優しく吸引が可能です。
複雑な香りを嗜める
HEMPテルペンは他の植物では考えられない多様性を持っています。
品種によって、そのテルペン配合はバラバラ。
200種類以上のテルペンがHEMPに含有されていることが確認されています。
全てのFULL HEMPにはHEMPテルペンが、それぞれ100〜150種類前後を含有。
その香りは非常に複雑ですが、低電圧バッテリーで吸引することによってその香りを嗜むことが出来ます。
低電圧バッテリーのデメリット
これまでよりも電圧が低くなって吸引するメリットをご紹介しましたが、デメリットはないのでしょうか。
電圧を下げることにより、大きな変化があることをご理解いただけたかと存じます。
通常の電圧で慣れている方が低電圧バッテリーを使うと、物足りなさを感じることも。
沢山のミストを一度に吸えない
電圧を下げて使うので、ミストの量は少なくなります。
量を一気に吸いたい方にとっては、不足に感じられるかもしれません。
今の時代咳き込むことすら何だか許されないような気もしてしまいますが、低電圧の場合には滅多なことでは咳き込まないです。
それに物足りなさを感じたりしてしまうかも。
コストが高い
バッテリーは既製品ではなく、VapeManiaが特注で作製しました。
そのため、通常仕入れ費用よりコストが高くなっています。
実際、airis VERTEXより商品小売価格を高めに設定。
しかし、実を言うと電圧を無駄に加えないことでリキッドの消費量が抑えられます。
リキッドのコストはダウン。
また、消費電力も抑えられ充電の回数も減ることでトータル的にもコストダウンでしょう。
今お使いのバッテリーが充電出来なくなったら、低電圧を検討してみてください。
まとめ
低電圧バッテリーは喉にも強い吸い応えを求める方以外には、ぜひ試して欲しいバッテリーです。
喉への負担が軽くなり、ランニングコストも下げられる低電圧バッテリー。
従来のairistech製のものと比べ、半分程度の電圧で作りました。
手にしっくりくるタバコのサイズに近い、棒状のタイプを追求して開発。
特に、超高濃度のFULL HEMPが出来上がり必要性を感じた部分が大きな要因です。
深い味わいで喉への負担を軽くしたいあなたへ、低電圧バッテリーをお勧めします。