テルペンマニアになり、心・身体豊かな生活を送りませんか?
2023年1月末に開催し、超満員定員オーバーになった大人気イベントの第2弾を開催。
今回も、植物療法家のAlysaさんをVapeMania恵比寿店にお呼びします。
カンナビノイドを活かす「だけじゃない」、テルペンについて深く学びましょう。
目次
テルペンマニアになろう、ワークショップ開催情報
前回、2023年1月に開催された際には「CBD&HERBS」と題して行われました。
その際のリポートはこちらにまとめています。
今回のテーマは、カンナビノイドではなくテルペンになります。
テルペンとは、植物や菌類などから作り出される生成物質のことです。
今回はその中でも、植物の中から生合成される5種類のテルペンを深掘りしていきます。
予定では、それぞれのテルペンを多く含有するハーブを3種類ずつ、合計15種類のハーブを用意する予定です。
それら全てのテルペンは、HEMPから生合成される150種類以上とも言われるテルペンの中にも含有。
テルペンマニアになることで、それらのテルペンをCBNやCBDとどのような方法で使うべきなのか。
さらに、カンナビノイドがなくてもテルペンを活かす方法を学習。
ハーブとして吸引したり、ハーブティーとして飲んだりする実践も兼ねてのワークショップとなっています。
日時
同じ内容で、3部制になります。
8月26日(土曜日)12:00〜 / 15:00〜 / 17:00〜
場所
VapeMania 恵比寿店
東京都渋谷区東3丁目17−14 クリスティエビス M8階
※駅からの行き方はこちらをご覧ください。
恵比寿駅から VapeMania 恵比寿店までの行き方
参加費用
5,000円(税込み / 現地支払) +1Drink付き
現金、各種クレジットカード、PayPay、QUICPayなどがご利用いただけます。
申込人数方法
ご予約優先になります。
定員は各時間8名ずつ、3回の開催(合計24名)となっています
1分で完了するお申し込みはこちらからお願いします。
テルペンマニア、ワークショップ開催概要
今回の開催概要はこちらです。
各テルペンのハーブを植物療法家Alysaさんが紹介
ハーブはAlysaさんが現在厳選中。
前回ご紹介いただいたホーリーバジルのカプーアは、世界の中でも突出したクオリティのものをご用意くださいました。
イメージ
全幅の信頼をおいて、Alysaさんの特選ハーブを楽しみに当日を迎えましょう。
今回の記事では、一部各テルペンの代表的な役割とハーブを紹介します。
今回紹介する5つのテルペンとは?
カンナビノイドを体内で最も活かすために必須なもの、テルペン。
その中でも大学や製薬会社の研究機関が注目を集めるテルペンが幾つかあります。
今回は、世界が注目する5つのテルペンを厳選しました。
ミルセン
ミルセンは、フルーツのマンゴーやレモングラスにホップ、Cannabisの場合にはインディカ品種によく含まれる植物性のテルペンです。
鎮痛効果:ミルセンは、α2アドレナリン受容体刺激による内因性オピオイドの放出を介することによって鎮痛効果を示す可能性が示されています。
抗炎症効果:ミルセンは、ヒト軟骨細胞における炎症性遺伝子の発現を低下させます。
鎮静・睡眠助成効果:ミルセンは、マウスを用いた研究で鎮静効果が確認されています。
代表的な睡眠効果を示す物質であるバルビツール酸系との同時摂取のテストがされました。結果、睡眠時間を延長する効果が見られています。
HEMPに含まれているテルペンを語る上で、ミルセンは絶対に外せません。
深掘りしていくと、ミルセンの潜在的な健康上の利点はかなり多いことが分かってきました。
数多くの植物ハーブに含まれるミルセン、上手に使うことで日々の暮らしが豊かになることに違いありません。
βカリオフィレン
βカリオフィレンはミルセンのモノテルペンとは違い、植物だけではなく昆虫などからも作られるセスキテルペンです。
HEMP以外にもローズマリー・オレガノ・ブラックペッパー・クローブなどの植物に豊富に含まれています。
ミルセン同様抗炎症・抗酸化・鎮痛効果の期待が大きいテルペンです。
更に抗うつ・抗不安効果・抗血糖作用など広く期待されています。
βカリオフィレンは、Endo Cannabinoid System(内因性カンナビノイド系 / ECS)の最重要機能のひとつCB2受容体に直接作用。
他にもPPARγ(遺伝子調節・細胞分化の最上位核内受容体)を活性化することでも知られ、CB2受容体への働きと共に関節炎の改善へ大きな期待が持たれます。
さらに日本では5-10%以上が罹患するとされる、糖尿病。
その糖尿病への期待は殊更大きく、合併症との治療も含めて多岐に渡り研究が遂行中です。
βカリオフィレンは、食事からもサクッと取することが出来ます。
ローズマリーやブラックペッパー・シナモンなどにも多く含まれるため、料理に加えることで摂取が可能。
他にもβカリオフィレンは、オレガノ・バジル・クローブなど多くのハーブやスパイスに含有しています。
リモネン
リモネン(Limonene)は、柑橘類の皮、特にレモンやオレンジの皮に豊富に存在する天然のモノテルペン化合物。
ラテン語のLimonと不飽和炭化水素Eneからとって名付けられました。
柑橘系のフルーツ以外にも、リモネンをよく含む植物があります。
スモール・エイジと呼ばれる野生のセロリから採れるセロリシードや、日本では平安時代から使われているフェンネル / 和名:茴香(ウイキョウ)にも含有されています。
リモネンの活用はアロマ以外にも、すこぶる幅広いです。
界面活性剤を含むことで油脂汚れを落としやすく、食器用洗剤や換気扇の洗浄にも使用。
医学的な観点からは、抗酸化・抗炎症・消化促進・心筋梗塞の予防などの可能性が研究で示されています。
リモネンの摂取は、食品に多く含まれていることで比較的簡単です。
ただし、柑橘系には皮に良く含まれていることがわかっています。
発泡スチロールに、みかんの実の果汁と皮の果汁をかけてテストすると、後者のがよく溶けることでわかるでしょう。お子様の夏休みの研究などにはもってこいです。
そこで、エッセンシャルオイルをディフューザーで使うのもお勧め。
トップノートであることが多く、香りは飛びやすいので使い方には工夫が必要です。
リナロール
リナロールは、ラベンダー・バジル・コリアンダーなどの多くの植物に含まれる香りの成分で、アロマセラピーの中でも特に一般的な成分です。
香りだけではなく、たくさんの薬効があることが期待されて研究も進んでいます。
鎮静・抗不安作用・血圧降下作用・抗ウィルスなどの研究が進行中です。
特に抗不安作用については鹿児島大学でマウスを使ったところ、(抗不安薬の成分としても知られる)ベンゾジアゼピン様の物質を活性化することが判明。
アロマセラピーとして睡眠前にラベンダー精油を使う方法は、世界中で最もポピュラーです。
この研究は、ラベンダーセラピー人気の裏付けと言えるのでは無いでしょうか。
CBDやCBNにもみられる抗不安作用もあることから、リナロールとのアントラージュ効果についても研究が進んでいます。
ネロリドール
いわゆるメインのテルペンとは、一線を画すチョイスになりました。
ネロリドールを多く含む植物は、ネロリや南アメリカ原産のペルーパルサンというマツ科のような樹木タイプの植物に含まれています。
他にも、どの家庭でもお馴染みの生姜(ジンジャー)や多年草のレモングラスにも含有。
フローラルな香りながら、しっかりした匂いでミドルノートに分類。
鎮静・抗うつ・神経強壮や、抗炎症に皮膚再生などの期待がもたれるテルペンです。
化粧品にも大変な人気があり、VapeManiaでもナンバー1人気の化粧品「Greeus CBDセラム」にも入っています。
ネロリドールは、特に癲癇(てんかん)やアルツハイマーなどの神経疾患に期待があり、研究が進んでいます。
まとめ
CBDのベイプから始まったVapeManiaは、フルスペクトラムCBDベイプを取り扱うようになりました。
CBD以外のレアカンナビノイドやテルペンによるアントラージュ効果を知り、カンナビノイドの効能とテルペンとの相性や役割について追求し続けています。
2021年秋からハーブを取り扱うようになり、2023年にはHEMPと同じテルペンを有する様々なハーブの研究を始めました。
ついに、恵比寿店のマネージャはハーブの資格をゲット。
カンナビノイドを知ること、ハーブにあるテルペンを知ることがよりお客様にとっても役立つことだと確信しています。
そして10年以上、世界中を旅しながらハーブを探し続けたゲスト講師のAlysaさん。
ご主人の癲癇症状を傍で見守りながら、VapeManiaより早く8年以上前にCBDを扱い研究してきたプロフェッショナルです。
ワークショップも全国各地で行い、毎回大盛況。
5種類のテルペンと各種を多く含むハーブ、そしてカンナビノイドのことを丁寧にわかりやすく実践的に教えてくださいます。
この機会、お見逃しなく。