これまで何気なしに VAPE で CBD を蒸気摂取していましたが、、
ふとした疑問が思い浮かびました。
せっかく CBD を摂取するのであれば、もっとも効率よく摂取したいですよね?
そこで CBD リキッドは蒸気摂取することから気化する温度に注目してみました。
まずはカンナビノイドとテルペン類の沸点について見ていきましょう。
目次
カンナビノイドの沸点
CBD(カンナビジオール)
沸点:160-180℃ / 320-356°F
CBD は癲癇(てんかん)の発作、疼痛、血糖値、糖尿病、ストレス関連障害、不眠などの症状に対してポジティブな働きかけをすることが示されています。
精神作用もないので子供や高齢者の方でも摂取することが可能となり、海外では実際に多くの患者が CBD を摂取して体の調子を整えているのです。
CBDとは?
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CBC(カンナビクロメン)
沸点:220℃ / 428°F
CBC は炎症や疼痛の緩和に役立つとされていて、特に不安やストレスに対してのアプローチは CBD よりも約10倍も高いとの報告があります。
CBG(カンナビゲロール)
沸点:N/A
CBDやTHCの前駆体であるカンナビノイドCBG。
CBG は緑内障の眼内圧緩和、炎症性腸疾患、不眠症、不安や筋肉の緊張を減らすなどの研究が進められています。
CBN(カンナビノール)
沸点:185℃ / 365°F
CBN は不眠症に有用とされ、制吐剤および抗けいれん剤としても注目されています。
また、ほかのカンナビノイドと比べてより強い鎮静作用を有することが知られている成分です。
テルペン類の沸点
カンナビスには約200種類のテルペン類が含まれているのですが、その中でも代表的なテルペンはこちらの記事をご覧ください。
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ここでは沸点のみ記載します。
ミルセン
沸点:166-168℃ / 330-334°F
ユーカリプトール(シネオール)
沸点:176-177℃ / 348-350°F
リモネン
沸点:176℃ / 348°F
ピネン
沸点:155-156℃ / 311-312°F
リナロール
沸点:198℃ / 388°F
β-カリオフィレン
沸点:126-129℃ / 258-264°F
大麻草に含まれる「β(ベータ)カリオフィレン」の特徴と香りが及ぼす効能
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CBD の燃焼温度
CBD の燃焼は約 230℃(450°F)辺りで始まって、290℃(550°F)で完全に燃焼します。
燃焼によって多くの活性成分が失われてしまうので、燃焼点よりも低い気化点で摂取することにより活性成分は失われず、成分を純度そのままに楽しむことができます。
CBD リキッドを気化させる適切な温度
159℃ / 319°F 以下
CBD の気化する温度が160-180℃となりますから、それ以下の温度では CBD が気化せず蒸気摂取することができません。
ですので、159℃以下は不適切であるといえます。
180℃ / 356°F
この温度なら CBD がしっかり気化した上で、燃焼点も超えない適切な温度であるといえるでしょう。
ただし、フルスペクトラム製品にはテルペン類が含まれていますので、リナロールを気化させるためにも 200℃ を目安としてください。
CBD 製品におけるフルスペクトラム(FULL SPECTRUM)とは?
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230℃ / 446°F 以上
241℃ / 465°F 以上になってしまいますと燃焼点を越えてしまうので、CBD の活性成分が失われてしまう可能性があります。
よって、241℃以上になることは控えた方が良いといえます。
まとめ
CBD は 160℃~180℃ で気化して約 230℃ 辺りで燃焼が始まることから、摂取する際には最低でも 180℃、最高でも 225℃ 辺りにとどめておくのが適切であるといえます。
ですから、温度管理機能が付いたデバイスで CBD を摂取するのが、もっとも効率よく CBD を摂取できるのです。
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