
CBD オイルの認知度が高まっていくにつれて、摂取方法について聞かれることが多くなってきました。
はじめて摂取するものだからこそ取り入れ方がわからないのは当然のことです。
そこで当記事では CBD オイルの正しい摂取方法と適切な摂取量を誰よりもわかりやすくお伝えしていきます。
目次
CBD オイルを摂取するタイミング
基本的にいつ摂取しても大丈夫です。
個人的にオススメなのが空腹時に摂取する方法。
胃に何も入っていない状態でお酒を飲むと酔いが早く回りますよね?
それと同じようにお腹が空いているときに CBD オイルを摂取すれば、比較的早く全身に行き渡ります。
CBD オイルは胃に負担をかけるものではないので、必ずしも食後に摂取しなければならないというようなことはありません。
続いて CBD オイルはどのくらいの量を摂取すればいいのか見ていきましょう。
CBD オイルの摂取量について
CBD は1日に最大 1500mg の高用量で慢性的に使用しても、安全で耐容性があることが示されています。
つまり、どれだけ摂取しても大丈夫だということ。
「【実験】フルマラソン中の膝の痛みに CBD は有効なのか?」で試した通り、僕は実際に 2400mg の CBD オイルを一気飲みしたりしています。
とはいえ CBD は単体で摂取している場合、釣鐘状の曲線となる特徴があります。
個人差はありますがピークを越えると反応は低下していくので、たくさん摂取すればいいというわけではないのです。
ですので、少量から徐々に増やしていく摂取方法が理想的であるといえます。
1週目:朝1滴・昼1滴・夜1滴
2週目:朝2滴・昼2滴・夜2滴
3週目:朝3滴・昼3滴・夜3滴
CBD オイルはキャップにスポイトがついた瓶に入っているので、別途ご用意していただく必要はありません。
では次に摂取方法について見ていきましょう。
CBD オイルの摂取方法
摂取方法は経口摂取になるので口に含んでいただくことになりますが、舌下に垂らすのが一般的な摂取方法です。
CBD は口腔内の粘膜より吸収されて毛細血管に直接浸透していきます。
そのため、少しの間(1~2分程度)舌下にとどめることが重要なのです。
CBD オイルの摂取にはいくつかコツがありますので下記を参考にしてみてください。
摂取するコツ
スポイトから直接垂らす
キャップについたスポイトで CBD オイルを吸って、直接舌下に垂らす方法が一般的な摂取方法となります。
ただ、スポイトから直接舌下に垂らすのは難しく、何滴垂らしたのかわかりにくいのでティースプーンなどを使うと摂取しやすくなります。
直接垂らすのが難しい場合
この画像のように CBD オイルをティースプーンに垂らします。
摂取する分をティースプーンに垂らしたら、舌の裏側を使って舐めていただくと摂取しやすくなります。
独特な苦味が苦手な場合
CBD オイルは非常に苦いです。
例えるならば藁(わら)を口に含んでいるような感じとでもいいましょうか。
この苦味が苦手な人は少なからずいらっしゃいます。
ですので苦くて摂取しにくいときは、乳酸菌などの飲み物を飲んでいただくと比較的早く苦味が引きます。
また、チョコレートと一緒に口に含んでいただければ、甘さで苦味が軽減するので有効な手段です。
絶対にやってはいけないこと
底が深い容器に入れない
CBD オイルは液体ですが底の深いコップなどに垂らしてしまうと、こびりついて摂取できなくなってしまいます。
そこへ豆乳などの飲み物を入れても溶けないので注意が必要です。
CBD オイルは決して安くはないものですから、できる限り無駄なくすべてを摂取しましょう。
飲み合わせに気を付ける
例えば食品でいえば大根と人参の食べ合わせはよくないといわれていますが、その理由はビタミン C が壊されてしまうからです。
食品に相性のよくない食べ合わせがあるように、CBD にも同じようなことがいえます。
覚醒作用のあるのもとの併用
興奮作用のあるカフェイン類やエナジードリンク類と一緒に CBD オイルを摂取してしまうと、体はリラックスしますが頭が覚醒してしまうので注意が必要です。
また、テルペンのひとつであるミルセンは CBD を血中に届けてくれる量を増やしてくれるので、CBD を摂取する1時間くらい前にミルセンを多く含むマンゴーなどを食べるといいでしょう。
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CBD 製品に含まれるテルペンとは?
フルスペクトラムの CBD 製品を追求していくと、必ずといって良いほど出てくるテルペンという言葉。 yugeテルペンって、、何?? 僕がテルペンという言葉に初めて出会ったのがフルスペクトラム CBDの ...
お薬やほかのサプリメントとの併用
CBD オイルとお薬やほかのサプリメントとの併用については一概にお答えすることができません。
なぜなら人によって処方されているお薬や摂取なさっているサプリメントの種類や成分が異なるからです。
ですので、処方箋やお薬と併用する場合には医師や薬剤師へ相談したり、サプリメントを併用する場合には直接メーカーにお問い合わせすることをオススメします。
それでは最後に CBD オイルの摂取を控えて欲しい人についてです。
CBD オイルの摂取を控えて欲しい人
妊娠中・授乳中の方
CBD が乳幼児に及ぼす影響というのは科学的に解明されていませんし、CBD は体内に蓄積するものですから、妊娠中や授乳中の方は摂取しないでください。
どうしてもということでしたら、かかりつけの医師に一度ご相談なさるようお願いします。
食品アレルギーをお持ちの方
CBD オイルを摂取して 0.2~0.3% 程度の方が腹痛などを訴えたり、アレルギー症状を引き起こすことが確認されています。
とはいえ、WHO の報告書によると CBD には健康に有害性はなく、複数の医療用途があると発表されている成分です。
WHO に認められている成分であるということは安全性が極めて高いといえます。
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カンナビジオールは WHO(世界保健機関)に複数の医療用途があると認められた成分です
2016年5月現在、194の国と地域が加盟している WHO ですが、「すべての人々が可能な最高の健康水準に到達すること」を目的とした組織となります。 天然痘の撲滅を成功させた輝かしい功績を持つ WHO ...
体に合わない方
アレルギーなどはなくても生活に支障をきたしたり、続けられない場合は無理に継続する必要はありません。
CBD オイルを摂取中に何らかの異常を感じたら、すぐに使用を中止して医師や薬剤師に相談してください。
