FULL HEMPを作成し始めてから、ずっと欲しかったフレーバー。
みんな大好きOG KUSHです。
数多のテスターが出来ては、作り直しの繰り返し。
美味しいけどOG KUSHとは言えないもの。
OG KUSHぽさと言われるレベルまでの味が出たけど、少し辛いもの。
味だけではなく、結晶化に苦戦した日もありました。
原料まで変えてみたり、ほぼ配合や味が決まったかな?
と思えば、味や状態だけではなく細部にこだわり抜いて更なる足し算もしました。
当店初のレアカンナビノイドCBCに加えて、フルスペクトラムCBDもプラスしたのです。
ここから再度、味わいやバランスを整えて4月20日に合わせてギリギリ完成。
これまでに登場したFULL HEMPとは全く違った製品が出来上がりました。
目次
FULL HEMPカートリッジについて
FULL HEMPは、VapeManiaが長年追い求め続けているCBDやCBNを軸とした上質を知る方への商品です。
製作陣営も日々暇さえあれば研究を怠らず、最高の味わいと体験を届けたいと考えています。
ある程度の採算については度外視しながらまずはアイディア出しをする。
次に、出来ることとそうでないことの選別。
テスターを作る頃には、出来うる限り最良の選択を片手で収まる提案に絞っていきます。
ここでディレクターである私や判定する外部スタッフに意見を求め、ダメなら1からやり直す。
FULL HEMPを製作するにあたっては特に厳しい意見を交わして、ときに混乱することもあるほどです。
カオスになる状態は、自ら作った定義に基づいています。
FULL HEMPの定義
HEMPテルペンが市場に登場してから、我々はホンモノと呼ぶ人たちの度肝を抜きたい。
一言で言うならば、「ホンモノを超えたい」
コンセプトを決めて、HEMP100%で出来ているFULL HEMPカートリッジを作り始めました。
原材料は、カンナビノイド+HEMPより抽出されているテルペンのみ。
CBDを通じて、HEMPの素晴らしさをご理解いただきたいとの強い気持ちがアクセントになっています。
従来の製品
FULL HEMPシリーズは、オリジナルが2種類同時にリリース。
FULL HEMP AMNESIA(アムネジア)とFULL HEMP GIRL SCOUT COOKIES(ガールスカウトクッキーズ)の2商品は、常にトップ3にランクインする定番超人気商品です。
その後、コラボレーション商品のゴンザレスグルーが2022年末販売を開始。
定番2商品とは違うコンセプトで、丸山ゴンザレスさんのご要望に応えるDay利用を意識したCBG多めの商品となりました。
こちらも丸3ヶ月販売してみるなかで、定番2種をときに追い越すほどの人気ぶり。
リピーターも数多く、生産が追いつかない時期もございました。
今回のFULL HEMP OG KUSHは、これまでリリースした3種類とは全く異なったアプローチで製作しています。
従来のFULL HEMPカートリッジとの違い
FULL HEMP OG KUSHはこれまでのFULL HEMPと大きな違いがいくつもあります。
その違いは、進化とも言えるでしょう。
新カンナビノイドの配合にフルスペクトラムCBDを足していき、ガジェットは最良のものをチョイス。
それぞれご案内します。
トータルカンナビノイド860mg
FULL HEMP OG KUSHのトータルカンナビノイドは860mgです。
カンナビノイドは、これまで同様CBN(370mg)とCBD(150mg)にCBG(110mg)。
さらに、初登場のカンナビノイドCBCを100mg含有。
残りの13%(130mg)はフルスペクトラムCBDを利用しています。
フルスペクトラムCBDはレアカンナビノイドと、HEMPの自然由来成分です。
フルスペクトラムCBDを配合
etc.23(230mg)の中に入っている、フルスペクトラムCBDが130mg含まれます。
FULL HEMPはフルスペクトラムを「超越」したカンナビノイド製品。
とのキャッチコピーからすれば、チート・裏技と呼ばれても仕方がありません。
しかし、私達はお客様にとってベストなものを追求しています。
本来、フルスペクトラムCBDは欠かせないのです。
フルスペクトラムCBDの原料は、当然すべてHEMP由来。
原料の価格を度外視し、まずは作製に踏み切ったことが功を奏しました。
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商品のテスターが完成した後、原料メーカーから弊社へ価格見直しの打診。
現在原料価格のトレンドは(大幅な円安に端を発して)完全に上昇でしたが、大幅に下げて提供してくださったのです。
更なる追求は、アトマイザーへのこだわりへ起結しました。
フルガラスアトマイザー
現状、最高のパフォーマンスを出すアトマイザーはフルガラスアトマイザー。
加熱部分を特殊なセラミック加熱技術を採用し、味にムラがありません。
また、フルガラスアトマイザーは安全性の試験にも数多くパスしています。
他にもフルガラスアトマイザーには沢山のメリットがあり、最高の風味を届けるべくフルガラスアトマイザーをチョイス。
トータルして、これまでのFULL HEMPとは一線を画す味わいになっています。
FULL HEMP OG KUSHが作られた経緯
私は海外生活をしているわけではなく、ストレインについては外部からの情報により学んできています。
現在VapeManiaには海外部隊も存在していますが、情報によれば最高の品種を手に出来るのはヨーロッパの一部地域。
そして、アメリカカナダが最先端をいっているようです。
今やHEMPだけでなくCannabisは世界中で解禁のムードが強まり、そこかしこでクオリティの高いストレインを生み出すファーマーが登場。
また、産業として確立された結果。
化学的に・心理学的に・社会学的にと、多角的な提供が出来るバドテンダーが続々出現。
幸いなことに、VapeManiaは世界中から愛好家が集うハブになりつつあります。
特に2023年は、海外旅行者が爆増。
上質を知るワールドワイドな情報を製品に落とし込みたい、そうしてFULL HEMP OG KUSHを最高のクオリティで作り上げることにしたのです。
OG KUSHを選んだ理由
今なお日本も含め世界中で人気の高いストレインとして、20年超に渡り圧倒的存在感を示し続けているのがOG KUSH。
過去リリースした当店のOG KUSHフレーバーも高いリピート率と、人気があります。
OG KUSHを表す副詞はcouch lock(ソファに根が生えたように動けなくなる意味)。
深いリラックスを求める方が選ぶことはもちろん、柑橘系のフレーバーが世界中で高い人気を支えています。
製造チームはFULL HEMPでOG KUSHを作るべき、がいつしか目下の課題になっていました。
OG KUSHの魅力は味やリラックスさせてくれるパワー以外に、ストーリーにもあると思っています。
1990年代にカリフォルニアで登場したことがわかっているのにも関わらず、OGが何の略かは未だに謎。
Ocean Grown説やOriginal Gangsta説などがありますが、なんなら「本気で追求しないのが粋。」な雰囲気まで醸し出しています。
2010年代にはトップミュージシャン Wiz Khalifaが、Khalifa KUSHをOG KUSHから作り上げました。
2014年からは世界中の合法化を目指すことを明言しながら拡販、大切にDNAを守って今日(こんにち)まで広め続けています。
2020年に書いたこちらの記事ではOG KUSHの人気を考察しましたが、このように2023年の今もその勢いは止まることを知りません。
FULL HEMP OG KUSHを作ることとした「目下の課題」は、リリース日程を記念すべき2023年4月20日として「開発する」ことが決定。
従来のFULL HEMPより更に自然由来
表記カンナビノイド3種類のパーセント表示(CBN37% / CBD15% / CBG11%)と、etc.23の中にはCBCが10%含まれます。
- CBN370mg
- CBD150mg
- CBG110mg
- etc.23(CBCを100mg含有。)
- HEMP TERPENE14
足してもトータルカンナビノイドは730mgにしかなりません。
FULL HEMP史上最も低いカンナビノイドの濃度です。
ただし、etc.23の中にはCBC10%以外に13%フルスペクトラムCBDも含有されています。
etcを含めて、FULL HEMP OG KUSH のトータルカンナビノイドは860mg。
フルスペクトラムCBDと、4種のカンナビノイド。
そして、HEMPテルペンを加えたFULL HEMP OG KUSH。
かつてない組み合わせの、強力な布陣を布いたFULL HEMP OG KUSHをぜひお試しください。
まとめ
FULL HEMP OG KUSHは、世界トップクラスの人気ストレインを製作することで高い緊張感を持って作製。
製作陣営は様々な添削を繰り返しました。
- 初のフルスペクトラムCBDを含有
- 初のCBCを含有
- トータルカンナビノイド860mg
- フルガラスアトマイザーを採用
- 待望のOG KUSHフレーバー