コラム

正高佑志先生とは?病院勤めの内科医からラッパーまでの経歴

2022年11月25日

2017年から活動している、一般社団法人Green Zone Japanの代表理事で内科医の正高佑志(まさたか ゆうじ)先生。

代表理事を務めるGreen Zone Japanでは、医療大麻を必要とする人々へいち早く届けられるように、医療大麻に関する正しい知見を広く普及させることを目指して様々な活動(出展:Green Zone Japan)をしています。

その中で、正高佑志先生は先頭に立ち種々雑多な行動で日本の未来を開拓中です。

正高佑志(まさたか ゆうじ)先生
1985年京都府生まれ。熊本大学医学部医学科卒。医師。日本臨床カンナビノイド学会理事。2017年に医療大麻に関するエビデンスに基づいた情報発信を行う一般社団法人Green Zone Japanを立ち上げ、代表理事として研究・啓発活動に従事している。
Twitter

出典

正高佑志先生は医師である

正高佑志先生は、熊本大学の医学部を卒業し医師になりました。

在学中よりアジア諸国を中心に周遊し公衆衛生、伝統医療への見聞を深めます。

21歳の頃には熊本市河原町でバーを運営したこともあり、経営者の経験も。
熊本県熊本市中央区河原町

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その頃にレゲエミュージックと大麻カルチャーに触れて、一時期は編み込んでドレッドにしていたとか。

社会の枠組みに疑問を持ちつつ、卒業後は愛知県で研修医になられます。

(出典:tokyo Moon)

2年間所属された後、徳洲会グループに入り鹿児島県の喜界島で「島のお医者さん」の経験も。

3年ほど医師としての仕事をした後、正高佑志先生は組織を一旦離れます。

 

熊本の内科医

正高佑志先生はフリーランスになって、旅に出られました。

北米はシアトルや西海岸、南米に渡りアルゼンチンパタゴニアやウルグアイ(2016年頃、当時すでに大麻の栽培は合法)と周遊します。

旅の途中、ニュージーランドでナショナルジオグラフィックのWEED特集をご覧になったのです。
National Geographic2015のWEED特集

出典

東京で救急外来で働いたりしてまた旅に出て、カンボジアでクリニックの勤務。

さらにインドではマラリアの臨床研究の手伝いなどと、なかなか出来ない経験を2年ほどされています。

その道程、カリフォルニア州の医療大麻専門医Jeffrey Hergenratherとの出会い。

元シアトル・マリナーズのマイナーリーグでプロ野球選手として活躍していた金森潤熙(かなもりじゅんき)さんの難病:急性散在性脊髄炎(AEM)が医療大麻で良くなるのを目の当たりにします。

ここで、医療大麻専門医になる事を決意。

旅が終わり、今日まで熊本大学の一般内科や神経内科教室での医員と救急医をされています。

 

医療大麻のお医者さん

注目したいのは後述するYoutubeでも度々訴えている、大麻の非犯罪化について。

2022年にはこの訴えを無視した形の、非道い提案が出たことについて鋭い行動を起こします。

大麻有識者会議で賛成票を投じた人以外、誰もが不要だと感じているのではないか?とすら言われる大麻使用罪の話が上がり、信念を持って作戦を実行。

私から見たその作戦テーマは、ズバリ大麻所持(あるいは大麻使用罪を作って)等の逮捕で職を奪う人権侵害の法律は、本当に必要なのか?

結果、この問いに対する仮説から、本人たちも驚く点が多かった答えを導き出しました。

  

正高佑志先生主導による大麻についての大規模調査

アンケート調査イメージ

国立精神・神経医療研究センター(NCNP)で、スーパースター清原和博の主治医でもある松本俊彦先生と共に、4138件もの大規模な大麻利用についての調査結果を発表。

まずは依存率について。

国際的な精神疾患の診断基準に照らし合わせた、幅広い意味合いでの依存症はたったの8.3%であったことが判明。

次に、無気力になったり社会活動が難しくなるといった点について。

なんと、95%は就労就学をしていたことが明らかになりました。

もっとも着目したいのは、ゲートウェイドラッグ理論の次にプロパガンダで頻繁に使われる「大麻精神病」の存在について特に驚愕の結果が出ていることです。

4138人のうち、慢性の精神病の状態である人はわずか1.3%でした。

実は、国民の統合失調症の有病率ですら1%程度だとされていることを鑑みると、二人もびっくりする低い割合だとインタビューで回答しています。

ですが、残念ながら大麻有識者会議の机上に上がることもありませんでした。

最も驚いてしまうのは、この有識者会議に正高佑志先生が参加出来ていないことかもしれません。

ここまでの有識者がいるのでしょうか?

逮捕されるリスクがバカバカしいと思うのであれば、サポートしたほうが良いと個人的には思います。

CBD医療活用相談会を開催

2022年10月1日にはVapeMania恵比寿店にて、CBD医療活用相談会を開催。

正高先生の医療CBD活用相談会
正高佑志先生のCBD医療活用相談会 10月1日(土)恵比寿店にて

この度、10月1日(土曜日)13時から一般社団法人Green Zone Japan代表で医師の正高佑志先生を迎えたCBD医療活用相談会を行います。 VapeManiaでは、医師の無料相談サービスを3年 ...

ご相談に来られたお客様本人は勿論、肉親のことやペットのことまで幅広く数多くの悩みについて相談に乗ってくださいました。

さらに、2022年年末の12月10日(土曜日)には映画「CBD NATION」の上映と同時開催でCBD / 医療大麻相談会を同じくVapeMania恵比寿店で開催。

CBD医療大麻活用相談会
2022年12月10日(土)に正高佑志先生による「CBD 医療大麻相談会」を VapeMania 恵比寿店で開催

キャンセル待ちが続出したり当日予約では入れなかった前回の CBD 医療活用相談会。 大変ご好評をいただきまして第2弾を開催するにいたりました。 今回も早い者勝ちとなってしまいますが、座席数に限りがあり ...

他にも何度か弊店の要望で、沢山のサポートをいただいています。

  

お医者さんがする大麻とCBDの話を上梓

2021年6月には彩図社より「お医者さんがする大麻とCBDの話」をリリース。

発売前から話題になり、出版翌日には増刷。
お医者さんがする大麻とCBDの話

全8章からなるこの本は、1章と2章で医療大麻とその歴史や世界の動きについて書かれています。

アメリカの歴史を中心として、世界で禁止された経緯。

近年合法化が進む欧米や南米地域の情報や、これからの展望へとつながっていきます。

第3章では、内因性カンナビノイドやエンドカンナビノイド系について。

cbd_and_endocannabinoid
エンドカンナビノイドシステム ( Endocannabinoid System / ECS )とは? 

CBDを理解した方が、CBDと上手に付き合うことが出来ます。 CBDの理解で重要なこと。 それは、CBDが体内に働く機序を司るEndoCannabinoid System / ECSエンドカンナビノイ ...

第4章以降第7章までは医療大麻とCBDの使い途と、よくある質問等が収載。

そして最後の第8章では、日本の未来について書かれ締めくくられています。

この本は、CBDのことや医療大麻のことが非常にわかりやすいので必読です。

ただ、どうしても本が...という方にも正高佑志先生はサポートしてくださっています。

正高佑志先生のGreen Zone Japanとして活動

正高佑志先生

2017年に活動を開始したGreen Zone Japan。

正高佑志先生は一般社団法人Green Zone Japanを率いる代表理事として、日本で医療大麻の制度が整備されることを目指して活動しています。

 

Green Zone Japan代表理事

これまでに先生の闘いとも呼べる活動の数々をいつも見てきました。

専門的な視点でエビデンスを調べ上げ、自ら数多くの子供を救ってきています。

正高佑志先生はアジアで初めて薬剤耐性てんかんの治療におけるCBDの有効性を示した論文を発表。

世界で最も著名な業界のメディアである、HIGH TIMES誌が選ぶCannabis業界に最も影響力のある人物として選ばれた作家のMartin A. Lee(マーティン・リー)氏が立ち上げたProject CBDの日本語版公式サイトもGreen Zone Japan が事務局となって発信しています。

 

Youtubeチャンネルには150本以上の動画

Green Zone Japanは2017年より、Youtubeチャンネルも開設しています。

お医者さんがするCBDの話(DVD)としてリリースされた中身が書籍:「お医者さんがする大麻とCBDの話」の何割かを網羅しており、Youtubeでもプレイリスト化され全6回に分けて見ることが出来ます。

その他にもCBD製品の選び方や、CBDによって救われた宮部かれんちゃんのドキュメンタリーインタビュー

大麻 / 医療大麻の分野では、ひどいプロパガンダへの科学的反証医療大麻の適応疾患その価値について。

一瞬で消えていった、流行りのサイコアクティブカンナビノイドHHCのこと

さらにはCBGCBNなどのレアカンナビノイドの解説と、幅広く勉強させてくれるチャンネルの動画は150本にのぼります。

正高佑志先生は音楽業界にも進出

正高佑志先生はこういった行動ばかりで納まらず、2022年には思い切った行動に出ました。
 

MASATAKAとしてラッパーデビュー

正高佑志先生はそれでも諦めず、最近では音楽の力を使おうとMASATAKAとしてラッパーデビューまでしました。

科学的根拠というものは、この国では政策決定においてはほとんど意味をなさない、と一念発起して想いをライムに乗っけたのです。

全くブレない信念を持っている正高佑志先生。

歴史を変えるために、奮闘されています。

 

大麻アイドルASA GIRLSをプロデュース

また、世界初の大麻をコンセプトとしたアイドルグループ「ASA GIRLS」をプロデュース。

海外メディアにも取り上げられました。

まとめ

医師は、お医者様と表現されます。

私は日本で最上級の敬意を持って称される職業だな、と思っています。

例えば僧侶の場合でも呼び方はさんで、お坊様とはなかなか言いません。

正高佑志先生はきっと、内科医として普通に仕事をしたほうが安定してストレスも少ないのではないかと感じています。

多くのリスクを取って、日本の未来のために闘う。

クレバーで科学的なアピールと、社会的に意義があると思えば自身の犠牲を厭わない。

それが、正高佑志先生です。

Store Manager が選ぶ CBD ランキング

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