我々は VAPE をお遊びだけの道具として捉えているわけではなく、悩みに苦しんでいらっしゃる方のお役に少しでも立ちたい想いで CBD と接しています。
だからこそ日々の勉強はもちろんのこと、最高の提案が出来るように VAPE や CBD についての理解を深めていっているのです。
そういった中で色々と調べているうちに VAPE で CBD を摂取する際にたどり着いたひとつの答え。
それが CBD リキッドをもっとも効率よく摂取できるセッティング方法でした。
今回は「お手軽バージョン」と「究極バージョン」としてそれぞれご提案ができますので、興味がありましたら是非ともお試しください。
目次
必要なもの:お手軽 Ver.
温度管理機能がついたデバイス
CBD リキッドをもっとも効率よく摂取するには温度管理機能が必須となります。
そこで VapeMania が提案しているのは Eleaf の iStick Pico Kit です。
実際に僕も使っていますし店頭での試飲もこれで行っていますが、このキットのいいところは MELO III Mini というアトマイザー(噴霧装置)がついているんですね。
このアトマイザーは交換式のコイルを使用するのですが、そのコイルが CBD を摂取するのにもっとも重要となるのです。
交換コイル
iStick Pico Kit にもコイルは付属していますが、素材がカンタル線(アルミクロム)なのです。
それでは温度管理機能が使えないので、チタン(Ti)の交換コイルを用意する必要があります。
(販売終了)
温度管理機能がついたデバイスとチタンの交換コイルがあれば、初心者でも CBD リキッドを効率よく摂取することが可能です。
必要なもの:究極 Ver.
温度管理機能がついたデバイス
デバイスに関してはお手軽バージョンも究極バージョンも温度管理機能が必須ということに違いはありません。
もちろん iStick Pico Kit はどなたにもオススメできる非常に優秀なデバイスです。
RDA のアトマイザー(シングルコイル)
お手軽バージョンと異なるのがコイルを手巻きするタイプのアトマイザーが必要であるということ。
爆煙にすることはないのでシングルコイルの RDA で十分です。
そこでご提案したいのが HELLVAPE の DeadRabbit SQ 22mmRDA という、ボトムフィーダー(スコンカー)対応のアトマイザー。
BF ピンが付いているのでボトムフィーダーのデバイスが欲しくなったときに使えますし、22mm なので多くの MOD に乗せられるからです。
SS コイル
コイルはステンレススチール(SS)のワイヤーを使用します。
加熱により毒性物質の発生がない上に劣化しにくく、リキッドの味もよくなるということで人気のワイヤーです。
ほかのワイヤーに比べると放熱が悪くて冷めにくいというデメリットがありますが、CBD リキッドはチェーンスモークするものではないのでデメリットにはなりません。
ステンレススチールは SS316 となりますが、今回は炭素含有量がより少ない SS316L を使用します。
Geek vape Stainless Steel Wire SS316L ステンレスワイヤー 26G 0.4mm
また、ご自身でワイヤーを巻くのが面倒くさいようでしたら、プリメイドコイルのご用意がありますのでご検討くださいませ。
monmart@ プリメイドコイル(SS316L 26ga / 約1.0Ω)
工具
コイルを自作するにあたって専用の工具が必要となりますが、これは VAPE では定番の Coil Master がいいでしょう。
中でも Mini で事足りますので今回はこちらを使用します。
コットン
コットンは PERFECTION WICKS がオススメ。
純国産のメディカルグレードコットンを使用し、限りなく強い耐久性、リキッドの素早い浸透や供給を実現した最高級コットンです。
PERFECTIONWICKS Made in JAPAN VAPE専用コットン
セッティング方法
コイル抵抗値(究極 Ver. のみ)
コイルを巻く太さはお好みで構いませんが、1.0Ω を目安に巻いてください。
ちなみに 1.5Ω 以上だと強制的に Wattage モードになってしまうので注意が必要です。
僕はコットンをコイルに通すのが下手くそなので毎回 4mm を使用していて、コイルの巻き数でいうと10~12巻き程度にしています。
モード設定
お手軽 Ver.
iStick Pico の温度管理モードは TemperatureTi を選択してください。
手順はパフボタンを3回押すと Wattage が表示され、本体下部にある + ボタンを押して TemperatureTi を選び、再びパフボタンを押すかそのまま10秒待ちます。
温度管理モードになると本体下部の +- ボタンで温度の調整ができます。
このモードは温度の上限を設定するとそれ以上には上がらず、5~10℃くらい下がってから再び上限まで上昇するを繰り返します。
ですので、いくらファイアボタンを押し続けても上限よりも温度が上昇することはありません。
究極 Ver.
iStick Pico の温度管理モードは TemperatureSS を選択してください。
TemperatureSS を選択した後はお手軽 Ver. と同じです。
究極 Ver. では CBD 単一のリキッドの温度設定と、フルスペクトラムの CBD リキッドの温度設定が異なります。
CBD 単一のリキッドの温度設定
温度の設定は 195~225℃ くらいがベスト。
理由は CBD が気化する沸点が 160~180℃ で、燃焼は約 230~290℃ だからです。
カンナビノイドとテルペン類の沸点と CBD の燃焼温度
これまで何気なしに VAPE で CBD を蒸気摂取していましたが、、 yuge適切な温度ってあるの? ふとした疑問が思い浮かびました。 せっかく CBD を摂取するのであれば、もっとも効率よく摂取し ...
フルスペクトラムの CBD リキッドの温度設定
温度の設定は 215~225℃ くらいがいいでしょう。
理由はフルスペクトラムに含まれるテルペン類のうち、リナロールの沸点が 198℃ だからです。
CBD 製品におけるフルスペクトラム(FULL SPECTRUM)とは?
CBD 製品をチェックしていると、よく目にするのがフルスペクトラムという言葉。 FULL SPECTRUM CANABINOIDS とも表記されていたりして、CBD 製品を取り扱う者としては非常に気に ...
ワット数
温度管理モードで TemperatureTi や TemperatureSS にすると、ワット数はデフォルトで 75W に設定されています。
iStick Pico は最大で 75W の出力なので、そのままの設定での運用は避けた方がいいでしょう。
設定の仕方はファイヤボタンを4回押して本体下部の +- ボタンでワット数を調整してください。
お手軽 Ver.
交換コイルの抵抗値が 0.5Ω なので 14W 前後での運用が理想的です。
それで物足りないようでしたら、最大でも 20W くらいを目安に上げてください。
究極 Ver.
オススメのワット数は 22.2W(にゃんにゃんにゃん)です。
もう少し味が濃い方がいいのであれば 28.5W(にゃんこ)設定がいいでしょう。
とはいえ、猫のしもべをしていらっしゃるベイパーさんは、ご自宅での VAPE の使用にお気を付けくださいね。
愛猫家が知っておくべき VAPE(電子タバコ)を猫の前で使用してはいけない理由
yuge猫の前で VAPE 吸うの禁止! どうも、弓削です。 この記事をお読みいただいているということは、あなたは猫が好きな心の優しい人であるとお見受けします。 はたして VAPE は猫にとって有害な ...
まとめ
- 本体(充電池付き)
- 交換コイル
合計10,180円
- 本体(充電池付き)
- アトマイザー
- プリメイドコイル(10個入り)
- 耐熱性ピンセット
- コットン
合計14,800円
この度、VapeMania オリジナルとして Yuge セッティングセットを販売させていただくことになりました。
ご購入はこちらからどうぞ♪
VapeMania オリジナル「Yuge セッティング」セット
この設定であればむせることなく吸えて、効率よく CBD リキッドを摂取することができます。
それ以外にも「CBD アドバイザーの僕が Eleaf iStick Pico と Dead Rabbit RDA をオススメする理由」でメリットやデメリットについて言及しているのでご覧ください。
可能な限り肺に溜めて毛細血管から血流へと取り込んでいきましょう。
必見!CBDリキッドの正しい吸い方「まとめ」
CBDリキッドを吸う際は、CBDの摂取を重視する為ちょっとしたコツがあります。 ですから、私たちVapeManiaスタッフ一同は、日々CBDリキッドの吸い方について研究し発信しています。 今回の記事で ...